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ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ
しにがみ
？？？？
赤髪の人は撒いたようだったからどこに隠れても逃げてもすぐに黒髪の人は僕を見つけて追いかけてくる
しにがみ
廊下を走っていたら行き止まりになってしまっておりジリジリと確実に追い込まれてしまった
しにがみ
？？？？
？？？？
しにがみ
？？？？
見たところ魔女の使い魔としては今まであったどんな奴よりも知能が高くコミュニケーションが取れそうだ
しにがみ
？？？？
言葉が通じるなら対話もできる そして対話している間に2人が来る時間稼ぎが少しでもできたらいいし友好的なら説得も可能かもしれない
？？？？
コンタミ
僕の予想より遥かに友好的で普通の人間相手なら此処からきっと話題が膨らんだのかと思った
コンタミ
いや、僕の考えは根本的に違うコイツはあくまで退屈な事より楽しい展開になることを期待している
人の死さえも彼にとって楽しかったらどうでもいいのかもしれない
しにがみ
何度か攻撃されたが弱くこの眠っている魔法少女を傷つけ無いようにしいる事は確かだった
無くなったはずの左手が痛い
ボタボタと血が体全身から抜ける感覚が確かにあったはずだが心臓の鼓動が聞こえる
俺は
まだ生きている、生きなければいけない
ｯﾊﾟﾁ
ぺいんと
視界がぐにゃぐにゃして此処が夢なのか現実かも分かりずらいし気持ち悪い
コンタミ
？？？？
声が確かに聞こえるが何を話しているかまではわからない
それはまるで同じ言語とは思えないがコンちゃんが誰かを追い詰めているのはすぐにわかる
ﾊﾟﾘﾝ
コンタミ
目の前の魔法少女を助けたくて俺は自分でも何をしたか覚えていないが何処か近くで壊れてた音が聞こえた
ﾊﾟﾘﾝ
しにがみ
コンタミ
抱えている魔法少女が目を覚まし手を伸ばした瞬間横の窓ガラスが割れパラパラと破片が落ちていった
コンタミ
しにがみ
見るからにコンタミさんは焦り触手を僕の方に伸ばしたから急ぎでその壊れた窓から下に落ちた
しにがみ
そこは先ほどまでいた魔女結界より遥かに安全そうな場所だった
？？？？
しにがみ
しにがみ
自分のソールジェムを魔法少女に当てると呼吸が整ってきた
？？？？
しにがみ
？？？？
話を聞くに此処は彼にも何処か分からないらしい
そして此処の魔女と使い魔について詳しく教えてくれた
しにがみ
？？？？
しにがみ
謝ろうとした僕の口を優しく指で押さえ首を横に振った
？？？？
しにがみ
？？？？
しにがみ
？？？？
しにがみ
しにがみ
？？？？
？？？？
しにがみ
彼はどうして分からないが彼は自分の名前には触れてほしくないようで話を逸らし僕の手を引いて光の方へ歩き始めた
しにがみ
？？？？
あれからかなり歩いたと思うが一向に光の方へ辿り着かず1人なら怖くて泣き出していたところだ
しにがみ
？？？？
しにがみ
曲がり角など何度もあったが一回も止まらずに道を進んでいる
？？？？
しにがみ
？？？？
？？？？
しにがみ
？？？？
そう言いながら耳のソールジェムがあるはずの場所を見せてくれた
しにがみ
？？？？
彼を連れてこの結界を抜け出したいがそれは彼を殺す行為なのだろうか
？？？？
僕の返答を待たずに腕を強く引っ張られ一気に魔女結界の外に通じる光に飛ばされた
？？？？
飛ばされた時に一瞬見えた5つの影は彼を取り込んだように見えた
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