一覧ページ

○○○の誘惑

第1話 - ○○○の誘惑『第一話』

2024年11月18日

#恋愛

#オリキャラ

#ヴァンパイア

#吸血鬼

#ちょいエロ

#公式風

#ᴍ ɪ ᴋ ᴜ@ミク

キーンコーンカーンコーン

美空

はぁはぁはぁ...

美優

大丈夫？

美空

うん...はぁ

美空

おはよ...

美優

おはよ〜

美空

また男装してるの？

美空

昨日は男装してなかったのに

美優

しーっ！

美優

みんなにバレちゃう

美空

いいじゃん

美空

先生は知ってるんだから

美優

こんがらがっちゃうでしょ

美優

先生はしょうがない...っ！

美空

え〜

美空

てかなんで男装してんの？

美優

...っそれは

美優

内緒！

奏多

おはよ〜！ミユ

美優

...っ！

美優

お、おは、おはよ

奏多

なんだよ

奏多

そんなに噛んで(笑)

美空

...？

美優

ご、ごめん

奏多

それより何話してんだ？

美空

美優が男...

美優

え、えぇと...

美優

なんでもない！

美空

...なるほど

奏多

ん？どうかしたか？美空

美空

なんでもない！

奏多

そうか

美優

...

奏多

それより今日は美優休みか

美優

そうみたい...

奏多

最近休んでるよな

奏多

大丈夫か？

美空

うーん...どうだろ

美優

き、きっと大丈夫だよ

美優

と、というか体調大丈夫？

奏多

あ？あぁ

奏多

多少の風邪だ

美優

よ、良かった...

海斗

...

美優

...！！

美優

(誰もいない...)

美空

どうしたの？美優

奏多

？美優...？

美空

あ...っ！ミユだ！

美空

最近休んでたから忘れちゃった

奏多

そ、そうか

美優

...

美空

それよりどうしたの？

美優

あ、うん...えっと

美優

朝からずっと

美優

誰かに見られている

美優

気がして...

美空

...ふーん

美空

気のせいだよ

奏多

じゃあ俺と一緒に帰るか？

美優

え？あ、うん...そうす...

美空

美優！ダメだよ！家がバレるから、美優ってことわかっちゃう！

美優

あ...

奏多

ん？どうかしたか？

美優

あ、いや、...今日は美空と帰る予定なんだ...

美優

ごめん

美空

そ、そうなんだ...

奏多

そうか...

奏多

また帰ろうな！

美優

...っ、うん

先生

みなさーん！席に着いて下さい

ガラガラガラ

先生

ちょっと遅れてしまいすみません

先生

その代わりみんな話してたので

先生

とくに何かしなくてもいいですね

クラスメイト

えぇ〜！？

クラスメイト

喋らきゃ良かった〜

クラスメイト

男子どもが喋るからでしょ！

クラスメイト

はぁ？俺らのせいかよ

クラスメイト

まぁまぁ

先生

はいはい

先生

静かにして下さい

先生

では今日は自習にします

クラスメイト

ヤッター

先生

(まぁそもそも今日は自習なんですけどね)

美空

やったぜ

美優

...

奏多

しゃ...っ！

先生

じゃあ先生は

先生

職員室に帰りますね

コツコツコツ

クラスメイト

んっしゃー！

クラスメイト

なんかゲームしようぜ！

クラスメイト

何する？

奏多

お前らな〜

クラスメイト

いいだろ！こういう時ぐらい

海斗

...

美優

...！！

美優

(やっぱり誰もいない...)

美空

...

美空

(美優どうしたんだろう)

奏多

そういえばミユって名前美優に似てるな

美優

ひゃ...ぅ！

美優

あ、う、うん

奏多

(可愛い...)

美空

というか読みも似てるよね

美空

〃みゆう〃と〃ミユ〃

美優

あはは...そうだな

奏多

...

美空

というか自習してる人誰もおらんやん

奏多

確かに(笑)

放課後

美空

ミユ〜帰ろー

美優

うん！

奏多

お前らカップルみたい

奏多

と言うよりは

奏多

友達だな！

美空

なっ！

美空

友達だもん！

美優

そ、そ、そうだよ

美優

友達だよ

奏多

異性の友達か〜

奏多

いいな〜

美優

...？

奏多

ま...っ！

奏多

バイバイな！

美空

うん！

美優

バイバイ

美空

それでさ〜あいつがね...

美優

...

美空

どうした？

美優

なんでもない...

美空

もしかして奏多に言われたこと、気にしてる？

美優

な、な、なんで？

美空

だって奏多の前緊張しすぎでしょ

美優

...

美空

そうなんでしょ？

美優

うん

美空

やっぱり〜

美空

てことは男装してるのは？

美空

昨日奏多休みだったけど

美優

...

美優

奏多とは

美優

喧嘩してるんだ

美空

え？

美優

中学生の頃

美優

ある事で喧嘩しちゃって

美優

そこからずっと話してない

美空

でも美優とそんな仲悪くなかったよ？

美優

きっと...

美優

...

美優

なんでもない

美空

仲直り出来るといいね

美優

うん

美空

それよりさ〜

美空

あんた胸はどうしてんの？

美空

あんためちゃくちゃ胸でかいよね？

美優

...

美空

たしか...Hカップだっけ？

美優

...はぁ

美優

人前でゆうことじゃないでしょ

美優

さらしまいてんの

美空

あーね

海斗

...

美優

...

美空

ん？どした？

美優

そこ...

美空

路地？

美優

うん

美空

この薄暗い路地がどうした？

美優

人がいる...

美空

え？

海斗

...

美空

ほんとだ...綺麗な人

美優

...

綺麗な黒髪

そして歪みもない肌

そして

綺麗な笑み

まさに見た目が完璧

と言ってもいいだろう

でも、どこか

寂しさを覆っていた

美優

(かっこいい...綺麗)

美優

...！！

美優

(ダメダメ！私には奏多がいるんだから！)

海斗

...

海斗

お前は

海斗

そう思ってるのか？

美優

...え？

その言葉に私は戸惑った

恐怖と魅了で

動揺する

美優

ど、ういう...こと？

海斗

お前...男の癖に男を好きになっているのか？

美優

...っ

美優

それは...

美空

別にそんなの勝手でしょ！

美空

人の恋愛に突っ込まないでよ！

海斗

...そうか

ガブッ

美優

...！！

美優

(血を...吸われてる！？)

美優

んぁ...っ、うぅ...んぅ

ジュワァ

美優

う...っ、んぅ...ぁ

美空

美優！？

海斗

...っ、

ゴクコク

美優

いや...っ、んぅ...ぁ、

綺麗なその人が

私の首から口を離す頃には

私は目を閉じていた

でも

その時私には

物語から出てきたような

吸血鬼の姿をしていた

その人がいた

美優

ん...っ、ここは...？

美優

...！！

美優

(まさかね...)

美優

(嘘だよね...)

美優

(小説じゃないもんね...)

美優

(吸血鬼なんて...いる訳ないよね)

美優

あ...！

美優

今日は美空と博物館行くんだった

美優

支度しないと！

美優

いま、いくよっと

美優

...いたっ！

美優

なに...これ？

美優

傷？

美優

でも蚊だったらふたつも同じとこにないはず...

美優

...

美優

まぁいっか

美優

着替えよ

キラーん

美優

ん？なにこれ

美優

コウモリの...鍵？

美優

落し物かな？

美優

大切なものかもしれないし

美優

一緒に持っていこう

美優

はぁ～もう色々一気におこりすぎ！

美優

こんなに一気に来るのは小説でもないよ～💦

海斗

...

美優

...っ！

美優

誰？

美優

まさか...さっきの

海斗

早く行きなよ

美優

…！！

美優

声だけ聞こえた...

美優

...っ怖いし行こ

美優

はぁはぁはぁ...ごめん美空

美空

ううん！それより行こ！

美優

うん

美優

わぁ～！！

美優

これは可愛い！

美優

これかっこいい！

美優

あ！神秘的

美優

癒される～

美優

これは不思議

美空

美優楽しみすぎ

美優

だって～

美空

まぁ気持ちもわかるけどさ

美優

えへへ

トントン

美優

ひゃ...！

美優

...？

泉

すみません

泉

こちらのピアスを落としたので

美優

あ...

泉

お付けいたしますよ

美優

いや、そんな...別に

泉

可愛いレディですからね

美優

(この人...私が女だって)

泉

あ、男性でしたね

泉

すみません

美優

え...ぁはい

髪をふわりと持ち上げられ

ドキドキする

彼の指が私の耳に触れる

なんだか不思議な感じがした

美優

...ありがとうございます

泉

いえいえ

泉

...

美優

...？

美優

どうかされました？

泉

いえ...その鍵は...

美優

あ？これですか？

美優

なんか家に落ちてて

美空

うわぁ～コウモリ？

美空

今どきこんな鍵あるんだァ

泉

私にお譲りしてくれませんか？

美優

え？あ、はい

美優

もしかしてあなたのですか？

泉

まあ、そんなとこですかね

美優

よかったです...

美優

どうぞ

泉

ありがとうございます

美空

(かっこいい...)

泉

では...

泉

さようなら

美優

あ、はい

コツコツコツ

美空

かっこよかったね...あの人

美優

え？あ、うん

美優

...

美空

ん？どうしたの？

美優

いや...この扉

美空

あ〜このでっかい扉？

美優

うん...なんか、不思議...

美空

そんな事ないけどな～

その扉には

シンプルだったけど

とても興味をひくものだった

でも周りの人は誰も気になっていいなかった

だからこそ私は扉を開けたかった

美空

...いけばいいんじゃない？

美優

勝手にいいのかな...

美空

いいと思うよ

美空

この先も博物館だろうし

美優

確かに

美空

私外で待ってるね

美優

うん

きぃィィ

美優

きゃ...っ！眩しい...

美優

何...この廊下...

扉の先は

さっきの博物館の雰囲気

とは別物の

豪華な廊下だった

美優

...

美優

ここ、やっぱり来ちゃいけなかったんじゃ...

ガチャガチャ

美優

あれ...？

美優

あかない

美優

どうしよう...！

じん

み...

じん

ここで何してる

美優

...いや

美優

あの

美優

この扉を開ける方法知りませんか？

じん

...まさか

じん

その扉を通ってきたなんて言わねぇよな

美優

え？いや...そうですけど...

じん

な...っ

コツコツコツ

じん

...！！

じん

誰か来る...！

私は謎の男に腕を引っ張られ

クローゼットの中に敷き詰めまれた

美優

...っ

美優

ん～

美優

んんんんんん！

美優

訳:これはなして

じん

静かにしてろ

じん

わかったな？

美優

コクコク

そういうと彼は口から手を離した

数分後

じん

...もういないな

美優

...はぁはぁ

美優

もうなんなの...？

じん

とにかく帰れ

じん

今すぐ

美優

帰れないんだってば

じん

...はあ

ハル

ねぇ...

じん

...！！

ハル

その子、逃がしちゃうの？

ハル

可愛いのに

じん

コイツは男だ

じん

それに巻き込むな

ハル

でも～

美優

...

美優

(何の話をしているの？)

美優

あ、あの...

美優

ここから出る方法知りませんか？

ハル

え？あ〜それは知らないかな♪

じん

おい

ハル

うわぁ～じんが怒ったァ～♪

泉

皆さん

泉

夕飯ですよ

じん

...はぁ

ハル

はーい♪

美優

...

泉

貴方もですよ

美優

...え？

泉

ついてきなさい

美優

さっきの...

美優

も、もしかして

美優

あなたの仕業ですか？

泉

違いますよ

泉

私も貴方がここにいることにビックリしています

美優

あ、そう...ですか

美優

(ここはついていくしかないかな...)

コツコツコツ

泉

ここですね

トントントン

アザミ

...

アザミ

誰だ

泉

私です

泉

泉です

アザミ

...

アザミ

先に行ってろ

泉

わかりました

泉

先に言っててくださいね

アザミ

...

美優

(え？先に行ってろって...)

美優

(え？聞き取れてないの？)

泉

では次に行きましょう

トントントン

...

美優

誰もいない？

泉

あら海斗ときたら

泉

出かけてるのか

泉

では皆さん行きますよ

ハル

はぁーい♪

じん

結局変わらねぇじゃねえか

秀孝

あ〜やってきた～

秀孝

ちゃんと来てる人もいるんだから

秀孝

時間守ってよー

泉

すみません💦

泉

予想外のことが起きてしまいまして

秀孝

ん？お客さん？

アザミ

...

そこには豪華な

夕食が並べられていた

ハル

ごめんねぇ～♪

じん

すまん

アザミ

...

泉

とりあえずご飯を食べようか

アザミ

海斗はどうした

美優

(そういえばあの赤髪の人先行っててって...でも私達より先にいる...)

泉

部屋にはいませんでしたよ

ハル

そーいえば俺海斗がどっか行くとこ見たよ♪

秀孝

確かにどこかへ行こうとしていたな

ハル

昼頃からだよね～♪

秀孝

あぁ、たしかちょうど高校で言うと下校ぐらいだな

美優

(それって...！？)

美優

(ち、違う違う！)

美優

(あれは夢...っ！)

泉

とりあえず食べましょう

モグモグ

美優

(美味しそう...)

美優

(でも...よそのものなんて...)

美優

(なにか入ってたら...っ)

泉

ん？どうしました？どうぞお食べください😊

美優

あ...はい...

美味しそうな見た目と香り

そして空腹には勝てなかった

美優

パクっ

美優

モグモグ

美優

...！！

美優

美味しい...

秀孝

ここの料理は最高だからな！

ハル

美味しいよねぇ～♪

アザミ

...

夕飯終わり

泉

では...自己紹介をしましょうか

泉

私の名前は泉です

美優

あ...、えっと...

美優

わた...

美優

俺の名前はミユです

美優

よろしくお願いします

ハル

俺の名前はハル♪

ハル

よろしくね♪

じん

俺の名前はじんだ...

じん

よろしくな...

アザミ

...アザミ

秀孝

俺の名前は秀孝！

秀孝

よろしく！

泉

...で

泉

早速だけど

泉

とりあえず私の部屋に来てもらえるかな？

泉

そこで君の質問に答える

美優

…はい

ハル

俺らはいつものように

ハル

でいいんだよね♪

泉

はい

アザミ

...

美優

(この人達...一体...)

私はこの博物館？

なのかは分からないけど

この人達の秘密を

知る余地もなかった

○○○の誘惑

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

#ᴍ ɪ ᴋ ᴜ@ミク

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

○○○の誘惑

第1話 - ○○○の誘惑『第一話』

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説
一覧

関連するタグ

○○○の誘惑

第1話 - ○○○の誘惑『第一話』

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説一覧

関連するタグ

#恋愛の新着小説
一覧