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生きてるだけで偉いんだよ。 桃 × 赤 病み
無亜
赤
桃
無亜
桃
赤
桃
赤
無亜
ぷろふぃーる
赤原 りうら 中学一年生 クラスメイトに虐められている。
桃瀨 ないこ りうらが通う中学の養護教諭 基本何でもできる
中学に入学して数ヶ月経った頃
教室からりうらの持ち物がなくなっていた
初めて隠された時は自分がちゃんと管理できていないから、そう思った
でも違った。
教室に入っては水をかけられ、くすくすと笑われた
クラスメイトも担任もみんな、りうらの敵。
そう思っていた。
赤
りうらは今日も教室に入った瞬間水をかけられた。
虐められて二ヶ月と少し。
慣れたはずなのに、体の震えが止まらない。
桃
偶然その場を通りかかった養護教諭の先生に見つかった。
赤
桃
赤
そう呟いては保健室へ向かった。
桃
赤
着替えを受け取り、カーテンを閉める。
赤
桃
先生はりうらの頭を撫でてくれた。
赤
桃
赤
桃
赤
今まで、家にも学校にも居場所がなかった。
ここは、ここだけは、居場所になるかもしれない。
赤
桃
赤
桃
ないこ先生はノートに何かを書き進めた。
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
先生が辛そうに笑う。
どうして、笑えるの?
先生だって辛いはずなのに
どうして助けようと
無理するの……?
赤
桃
赤
桃
桃
先生が差し伸べてくれた手を握り
家へ帰った。
先生はりうらの前に立ち
インターホンを押した。
ピンポーン
ガチャ
赤の母親
桃
赤の母親
桃
赤の母親
赤の母親
赤
母さんが殴りかかろうとしてくる。
でも先生が体を張って止めてくれる。
桃
赤の母親
赤
桃
赤の母親
桃
赤の母親
桃
赤の母親
赤
耳を塞ぎ、蹲る。
赤の母親
赤
呼吸ができない。
桃
先生は必死に母さんの動きを止めている。
赤の母親
遂に、母さんが可笑しくなった。
泣き叫び、その場に座り込んだ。
赤の母親
桃
赤の母親
母さんは家を飛び出し、警察署へと向かった。
赤
桃
先生は、また辛そうに笑う。
先生とりうらの影が並んでいるのを見て、
こんなに綺麗な夕焼けを先生と見られて、少し嬉しかった。
夢を諦めたくないから
生きているだけ。
でも、もう諦めようかな。
?¿
next 先生の笑顔
コメント
2件
初コメ失礼しますッ‼️ 病みぱろめっちゃ好きです!後主さんの書き方がうま過ぎてまじ何回もリピってます!続きまってまぁーす!