田原 やっぱり、あの音は、これが倒れた音なんだ。
文香 入り口が塞がれてる…
啓太郎 動かせるか?
倒れた棚をなんとか動かそうと試みた だが、棚は、動くどころかビクともしなかった。
田原 閉じ込められた!?
田荘 いや、もしかしたら他の出口があるかもしれないから。
松美 じゃあ、早速探しに行きましょう!
田原 よし!行こう!
ところが…
ミシ ミシ …
文香 ねぇ、今上の方から歩く音が聞こえなかった?😰😰
田原 あ!
文香 あ!
松美 あ?!
田荘 あー!
啓太郎がいない!
田原 あいつどこ行ったんだよ。
松美 焦ったから一人で出口を探しに行ったんじゃない…?
田原 と、とりあえずあいつを探すぞ!
田荘 でも行ってないところってあったかな?
田原 たしか、最初は左から行ったな。
田荘 あとは、階段があって地下と二階があったはず。
田原 よし、先に地下に行こう。何か見つかるかもしれないし。
文香 そうしましょう。
そして、四人は啓太郎を探しに地下へ降りていった…
その先に、悲劇と恐怖が待っていることも知らずに…
田荘 うへ〜、なんか空気が重いような。
松美 やめてよ!気色悪くなるから…
田原 文香、懐中電灯で照らしてくれ。
そして、懐中電灯を付けたその時…
田原 え、、、?
啓太郎 う、、うぅ…
田原 おい、どうしたんだ!
田原 今行くから!
俺に近づくなー!
田原 は?お前何言ってんの?
と、その時
急に啓太郎の腹が、一瞬にして張り裂け、中から出てきたものは…
田原 え………?