弥生の兄の名前は祐介。祐介は小学6年生で、とても優しい
弥生は小学生3年生。弥生の同級生で1番仲良しの親友、莉子。
だが、弥生が小学3年生の時の夏。莉子は殺害された…あまりにも無邪気な殺人者によって…あっけなく
祐介
弥生ー?
祐介
今から、お宮に行って、夏祭りの準備に行くぞー!
弥生
うん!莉子ちゃんも誘ってもいい?
祐介
もちろん!上級生の男の子しか、お宮の中には入れないからな〜。
祐介
だから、外で遊んで、待っててー
弥生
わかった!
弥生
莉子ちゃーん!!あそぼー
莉子
弥生ちゃん!いいよ!また、お宮?
弥生
うん!お兄ちゃんたちは、夏祭りの準備で大変だけどねー!
祐介
あれだぞ!ここら辺にいる、凶暴な犬には、きおつけろよ?
弥生
はーい
莉子
はーい
莉子
キャー!!!
弥生
どうしたの!!!
莉子
あの犬に、噛まれそうになった!
弥生
大丈夫⁈
莉子
うん!!でも、すぐそばにまだいるかも!
弥生
あっ!あそこにいる!!
莉子
睨まれてるよ…弥生ちゃん!
弥生
ホントだ…助けて…
祐介
しっしっ!どっかいけ!
弥生
お兄ちゃん!
莉子
祐介くん!
祐介
大丈夫だったか?
弥生
うん!ありがとう
莉子
ありがとう
弥生
(やっぱりお兄ちゃん…カッコイイな…本当に大好き)
莉子
(祐介くん、やっぱりカッコイイなー…)
祐介
よし。今から、森の秘密基地で遊ぼっか!
祐介
俺は、一旦まとまったことを、お父さんに伝えてから行くから、先に行っててー!
弥生
わかった!あの、木登りできるところだよね!先に行ってるね!
莉子
すぐ、来てねー!
祐介
わかったー!
弥生
莉子ちゃーん!ここまで、登れるー?
莉子
登れるよー!舐めてもらったら、困るね!笑笑
莉子
弥生ちゃんって、好きな人とかいるのー?
弥生
いるよー!
莉子
えー!誰ー!
弥生
誰にも言わないでね。実は、お兄ちゃんなんだ…
莉子
えー?実は、私もなんだー!
弥生
?どういうこと?
弥生
意味がわからないんだけど
莉子
だから、私も祐介君が好きなの!
ドン!私の背中に熱がこもった。その瞬間に私の体重が一気に前に偏った。そしてそのまま、地面に落ちた。私はこの時、死んだ