初心なあなたが大好きです

初めに

ご本人様との関係は一切無し

ご本人様のご迷惑になるような行為はおやめ下さい

本作品には度々過激な表現が含みまれます

動画と漫画のテンションを混ぜ合わせています

夢主名前固定

これらが大丈夫な方のみこの先にお進み下さい

START

いや～実に暇だ

とても暇だ

世界に溶け込んでしまいそうなくらい暇だ

コネシマとシャオロンは2人とも生徒会であるが故に仕事で居ない

話し相手が居ないという事即ち暇という名の虚無が生まれる

なんて中庭を歩きながら考えていて

中庭加えて放課後だと言うのに人気がまるで無い

この世界私以外の人類滅びたのかと言いたいほどだ

そんな事をぼや～っと考えていれば前方よりこちらへ近付く男子生徒

どこかで聞いた容姿と背丈に一致する

こちらにトントンさんが近付いてくる

びっくりさせたくなったので木の影に隠れては息を潜め

トントンさんが出てきたタイミングで飛び出す

飛んで行った花を追いかけるような感じで飛び出して

びっくりした様子でやや叫ぶトントンさん

その後優しい声色で注意をしてくる

生徒会書記長と言ったところだろうか

冷静沈着クールタイプのキャラを演じる

通常時もこんな冷静沈着な完璧美少女だが何時もよりも冷静さを演じて

そう言いながら中庭の花壇へ目を向けるトントンさん

横顔がとても綺麗

よくよく見てみれば目の下にクマがある

少し恥ずかしがって頬を掻きながら言う姿が何とも…

照れてんな

トントンさんの睡眠事情を聞いては演技抜きに心配になってしまい

寝させなければ

そんな使命感が働く

そんな一方でこんなにちゃんとした人の初心な反応を見てみたい

そんな思考も生まれてしまう

ここまで来ると流石と言うべきだろうか

丸いチョコを出せばトントンさんの口元に少し近付けて

あーん、という形になっている現状に少し照れている様子のトントンさん

くっっっそ可愛いなおい

心の中で悶えて

照れてるねぇ…

かっっっわよ…

飯３杯は食えるわ

しかし実際溶けてきたし食べて欲しいところ

甘いもの食べて気分転換しなければ恐らくこの方倒れる

是が非でも食べて貰わなあかんなぁ…

ぐっ、と口の中にチョコ突っ込んで

指先が少々トントンさんの口に触れたがまぁ良しとしよう

んべ、と舌を出しながら問いかけて

そんな会話をしていれば何かが手を伝う感覚がある

ちら、と見てみてば溶けたチョコが指を伝い、流れてきていた

溶けちゃったか～…なんて思うが特に気にせず

溶けて伝うチョコを舐めて

ふと気になったのでトントンさんを見てみてればキョドっている

童くんには刺激が強かったか～

なんて心の中で煽って

揶揄う様にして言えば顔を真っ赤にし、口をはくはくと開閉させるトントンさん

あ～～～～～～""

可愛い～～""こんなにも可愛くなれるのか…

顔面よろしおすだししかも普段真面目なのにこんなに初心な反応するんか………いい玩具見つけた…

どんどん声が小さくなっている

限界突破した可愛さに感情が昂り顔が紅葉する

所謂興奮状態である

少々の疑問を残しつつもそう述べて

しかし随分反応の良いトントンの表情が忘れられず

そんなことを去り際に微笑んで言えばまた顔を赤くする

最後の最後まで可愛いのか…なんて悶えて

放課後生徒が殆ど居なくなった廊下を1人歩く

先程の出来事が忘れられずまだ顔の熱が引かない

今まであんな経験はした事がなく、耐性が無いのは勿論

何よりも彼女の一つ一つの言動が頭に残る

今も尚焼き付いて離れない

悶々と思い出しては頭を抱え

1人廊下で呟いていれば生徒会室にいつの間にか着いていて

3回ノックをした後生徒会室へ入って

先程の出来事を再び思い出してしまい言葉が詰まる

グルッぺンがそれを言った瞬間全員各々の席へ座り作業をし始めた

絶対に奢りたくない…と言うより奢ってもらいたいという願望が強いのだろう

そんな中自分だけ作業がままならず

先程の出来事が脳裏に染み付いて離れない

感情が昂り、興奮状態に陥ったあの表情

また会おう

あの顔に、その言葉に脳を支配され手が止まる

終わらさなければ今日も寝ることが出来ない

それに＿

そんな会話をしつつ作業をして

1時間半くらい過ぎた頃

荷物を持っては生徒会室を出て

各々が帰宅路へ着く

散！！

各々が自分の家へ帰っていく

連日の疲れからの解放に喜ぶ者も居れば

明後日の旅行を楽しみにする者もいる

ただその中で1人

とある女子生徒の事を忘れられない者もいた

今回の仁義なき戦いに勝利したのは

ハイネであった