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佐野晶哉
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佐野晶哉
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佐野晶哉
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佐野晶哉
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佐野晶哉
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○○
佐野晶哉
もう一度指輪をはめる
また外れる事がないように、ゆっくりと。
○○
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佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
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佐野晶哉
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佐野晶哉
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佐野晶哉
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○○
○○
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○○の頬に涙が光っているのを見て 辛いのはお互い様なんやってようやく気づいた
佐野晶哉
佐野晶哉
○○
覚悟を決めたように、真っ直ぐ私を見てくれた
出会った時と同じように。
佐野晶哉
○○
佐野晶哉
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○○
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佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
○○
まさやと唇を重ねた
○○
佐野晶哉
佐野晶哉
○○
佐野晶哉
○○
それからハグをして
佐野晶哉
佐野晶哉
○○
○○
○○
佐野晶哉
佐野晶哉
○○
最後に、誓いと別れのキスをして
あの日みたいに手を繋いで
私は本当に死んだ
大好きな人に触れたまま、青い場所へ向かった
まさやの指には指輪がきらきら光っていて
もう片方の指輪はまさやの手の中に落ちていた
その指輪が一瞬だけきらっと光ったのは、誰も見ていない。
佐野晶哉
佐野ママ
佐野晶哉
佐野ママ
佐野ママ
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野ママ
やったら、今までのは全部夢、?
ならっ…
佐野ママ
佐野ママ
佐野ママ
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野ママ
佐野ママ
佐野ママ
佐野ママ
佐野晶哉
佐野ママ
佐野ママ
あの日、あの海で渡した指輪だった
佐野晶哉
佐野ママ
佐野ママ
佐野ママ
佐野晶哉
佐野ママ
指輪を握りしめて、俺はひたすらに泣いた
○○への愛が、ダムが決壊するみたいに溢れ出てきた
佐野晶哉
俺やって○○の花嫁姿見たかった
結婚して、子供も欲しかった
幸せな家庭築きたかった
ただただ○○に会いたい。
佐野晶哉
佐野晶哉
病室の隅には、花瓶に刺された紫色の花が咲いていた
それはまるで、佐野のことを見守るかのようだった。
10月29日
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
佐野晶哉
耳元で、誰かが囁いてきた
たった一瞬の空耳みたいな聞こえ方をしていた
でも、その声は確かに俺の大好きな人のものだった
近くに居てくれてる。 そう思うと世界が少し光り歪んで見えてしまった。
勿論、振り向いても誰も居ない。 周りにも人なんて居ない。
手を見ればきらりと光る指輪
足元には大好きな人が好きな花の束
目の前には大好きな人が愛した場所
此処に来ればまた会える。 そう確信すると俺はもう大丈夫だと思えた。
夢なのか、幻想だったのか
一緒に暮らした夢物語の1ヶ月間は
今でも幸福と不思議に満たされていて
2人ぼっちの秘密の思い出になっている。
幸せはあまりに脆い
でもだからこそ「幸せ」なんだろう。
あまりに脆い幸せな今日を、苦しい程に抱き締めて
気が済んだら、いつかは離そうと思う。
きっといつかは手放すよ。
でもこれは何十年も先の話だ。
俺の隣は、ずっとずっと大好きな人です。
私の隣は、生きてる世界は違うけれど愛で結ばています。
佐野晶哉
P.S. シオンの花言葉は「君を忘れない」でした。