祭りと言うワードを聞いた瞬間僕らは少し青ざめ顔を見合せた 僕らにとって祭りは地獄そのもの 周りからコソコソ言われるのが苦手だから 4人は僕らをキラキラした目で見てきて連れていく気満々 こんなのなら課題してた方がマシだけど
青 ,
黄 ,
青 ,
僕はキッパリと行くと少し大きめな声で言った どうせ連れて行かれる、未来が見えているからね 黄くんはまだ少し戸惑っていて小さな声で「ほんとに行くの?」と困った顔でいってきた 僕は頷くと黄くんは呆れた顔をし、「行きましょうか」と呟いた
桃 ,
桃 ,
青 ,
4人は「てへっ」とかでも言うように頬をかいたりしている 僕らは行事にはあんま参加しないから浴衣などは一切持っていないから まあ、いっか
黄 ,
黄 ,
莉犬くんはスマホを取り出し調べる 莉犬くんは犬の獣人、赤髪でオッドアイの不思議な子なんだ 本人はそれが嫌らしいけど、「俺らは似ているね!」って、似たもの同士の大親友
赤 ,
赤 ,
莉犬くんは笑顔で明るくそう言い ほんとに楽しみなんだなってことが伝わってくる そう思いながら、橙くんと紫くんが桃くんに言った
橙 ,
紫 ,
桃 ,
そんな会話を僕らは聞きながら出かける準備をしてた 僕は驚いただけだけど黄くんは少し顔を赤くしてて下を向いて照れていた 普段言われないから照れてんのかな そんなことを考えつつ準備を進めた 𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
コメント
1件
初コメ失礼します。 続き待ってます !