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地雷さんは回れ右
ご本人様には関係ありません
『あの7日間を、恋と呼んでいいですか?』
𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥𓂃◌𓈒𓐍
放課後。ほとんどの生徒が帰った教室は、静かで、 夕陽だけが机を赤く染めていた。
私は教科書やノートなどが入った鞄を持ち、席を立とうとした。
その瞬間____。
ゆあん
席に座っていたゆあんくんが、こちらに来た。
人気者の彼がこんな遅くに残っていること自体がめずらしい。
ゆあん
のあ
ゆあんくんは周りを確認して、誰もいないのを確認した。
すると、彼がそっと口を開け
ゆあん
そう言われた時の感覚を私は一生忘れない。
胸がぎゅっとして、嬉しいのか、苦しいのかも よく分からなかった。
そのお願いをした理由を彼は教えてくれなかった
理由を教えてくれなかったのに、何故か私は断れなかった
その理由は多分…私はゆあんくんのことが好きだったからだ。
あれが、7日間の始まり。
彼女のフリで笑ったことも
2人で手を繋いで一緒に帰ったのも
ゆあんくんの声も
全部、私には本物で。
でも、ゆあんくんは違うだろうな。
あの7日間は、ただの“嘘”…だもんね。
ねぇ____
あの7日間を恋と呼んでもいいですか?