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地雷さんは回れ右
ご本人様には関係ありません
『あの7日間を、恋と呼んでいいですか?』
𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥𓂃◌𓈒𓐍
放課後。
教室には、まだ夕陽の光が机を赤くそれ残っていた。
のあ
私は小さな声で呼びかける。
理由は聞けないけど、
“少しだけでも近くにいたい”と思って
自然に声が出た
ゆあん
彼は振り返り、机の上に手をついたまま微笑む。
その笑顔を見てるだけで、胸が痛くなる。
ゆあん
突然の提案に、心臓が飛び跳ね上がる。
“繋ぐって、本当に? これはフリだよね?”
と頭では分かっているのに、自然に手が伸びてしまった。
そっと指先が触れ合う。
小さな温もりが、教室の静けさの中で、胸にじんわり広がる。
のあ
息を殺して頷く私に、彼は少し嬉しそうに笑った。
ゆあん
その一言で心の奥がぎゅっと締め付けられる。
こんな距離を、演技だと思いたくない。
のあ
私がつぶやくと、彼はすぐに頷く。
ゆあん
教室に残る夕陽の中、二人だけの時間がゆっくりと流れる。
笑ったり、軽く手を握ったり、ほんの少し肩が触れたり。
一瞬一瞬が、演技のはずなのに、心が揺れてしまう。
__理由はまだ、言ってくれない。
でも、胸の奥で確かに分かる。
この一週間は、何があっても忘れられない時間になるだろう。
そして私は、知らず知らずのうちに__
ゆあんくんのことを好きになってしまいそうだった。