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7月の前半
梅雨も明けて暑くなる頃
この海町は比較的避暑地で
真夏に外に居ても苦しい暑さ
じゃなかった
風果
風果
宙
風果
宙
風果
私は話せるか不安だった
宙
風果
風果
宙
何から話すか、迷った
風果
風がはじめて私の手を握ってくれた
宙
風果
宙
風果
宙
宙
宙
宙
言ってしまった
嫌われてしまった
おわった
そう思った。
そう思うと心が
キュウッと締め付けられて
涙が溢れてしまった
風果
宙
風果
風果
風果
風果
宙
風果
宙
風果
宙
風果
風果
宙
心から泣いた、声を出してもうほとんど覚えてないくらい
風果
その一言にどれだけ救われたか
どれだけ
支えになったか
宙
宙
宙
そう言うと風は抱きしめてくれた
風果
風果
風果
風果
風果
風果
風果
そんなことがあったなんて
と思った
だけど
分からなかった、
私には、分からなかった
どうしてそんなに
明るく振る舞える
優しく居られるのか
??
??
あ、苦手な人だ
怖い
私は強く風の手を握っていた
風果
??
??
風果
??
??
??
??
律仁
律仁
??
千晴
千晴
風果
千晴
律仁
青木が言った
風果
風が私を思って言ってくれた
千晴
宙
千晴
宙
律仁
律仁
律仁
風果
風果
風果
千晴
千晴
律仁
色んな話をして帰った
宙
お帰りの無い家
私の家
親は仕事ばっかで忙しい
いつからか
朝起きても
家に帰っても
おはよう
も
お帰り
も
無くなっていた