コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
宙
望月 宙
宙
「これでホームルームを終わります。」
休み時間になった。
「望月さん、今日バケツ当番だよ。」
誰かが私の名前を呼ぶ。
宙
この一言でさえ発せない自分に
イラつく
イラついてしまう。
ペコッと、一礼
私は水を汲みに行った。
宙
人と話そうとしても言葉が詰まって
思うように会話ができない
「望月さん、次移動教室だよ。」
ペコッ
「望月さん。」
「望月さん。」
宙
宙
宙
宙
宙
宙
宙
宙
風果
風果
風果
風果
風果
風果
ザワザワとしていた教室が
静まりかえるのが分かった
「じゃあ、望月さん、月宮さんの
お手伝いを頼んでもいいかな?」
驚いた
何故、私に頼むのか
私に話せるようになって欲しいから
だろうかと考えた
コクり
あぁ、また私は声が出ない
そう思った。
私はそっと月宮さんの肩に手を添えた
すると
宙
自然と声がでた
クラス全体が驚いた
みんなが、私の名前を呼んで喜んだ
私は月宮さんを席に座らせ
私も自分の席に座った
風果
私は答えられなかった
「望月さん!すごい!すごいよ!」
私は首を横に振った
放課後になって
聞いてみた
宙
宙
宙
すると月宮さんは笑った
風果
風果
風果
宙
宙
風果
正直嬉しかった
私は部活に入ってないから
宙
風果
風果
嬉しい。その限りだった
今まで誰とも上手に話したり
仲良くなったりするの
苦手だったのに
宙
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
宙
宙
宙
宙
宙
宙
主
主
風果
風果
風果
風果
主
風果
主
主
主
主
主