今回もあとがきのようなものでございます。

またしても衝動書きしてしまったので、分かりにくかったと思います。しかも今回、ハッピーエンドと言うよりはちょっとモヤっとする終わり方をしてしまいました。どっちも両想いで嬉しいね！って終わり方が好きな方には申し訳ない。

まず、先程も書いた通り、今回は既婚者であるドズルさんとぼんさんの話だったので、ぼんさんとドズルさんが結ばれてハッピーエンド！とはできませんでした。はじめの「俺は、あの人のとなりには立てない。」と、最後の「でもそれを言ってあなたの横に並ぶことは許されないことなんでしょう？」のように、ぼんさんはドズルさんと結ばれることができない、付き合えない、という現実を突きつけられているわけです。

次に、台所に行くところ。ぼんさんがドズルさんの服の裾を掴んでいるシーンですが、ここではぼんさんが掴みっぱなしの理由として、[一人でいるのが怖い]というものと、もうひとつ[離れたくない]という若干の独占欲が現れている、というつもりで書きました。

あと、もうお気づきでしょうが、ぼんさんとドズルさんはどちらも「体が勝手に動いていた」というシーンがあります。これらは、深層心理というか、お互いにお互いを実は好いている、みたいなのを現してるつもりでした。ただ、お互い強がってそれを隠そうとしている。そんな感じが出せてたらいいなと思います。

そして最後。ぼんさんが夢を見ているシーン。この夢は、ドズルさんの「いつかぼんさんと手を繋いで一緒にどこか行きたいですね。」というセリフを寝る寸前に聞いて見た夢です。そしてこのセリフは、一番最初のぼんさんの「ドズルさんがパートナーであるみるく氏と腕を組んでいるのを後ろから眺めてる」という言葉の対になってます。というのも、

手を繋ぐ＝横に並ぶ

みたいな意味にしたかったのです。なので、簡単に言うと、ぼんさんはドズルさんの横には並べないと思っている。でも、ドズルさんはぼんさんは横にいてほしいと思っている。みたいなイメージでした。

あと、気づいている方もいらっしゃると思いますが、ぼんさんが起きている間は、ドズルさんはぼんさんの手を「握って」いたのですが、ぼんさんが寝る時は、二人は指を「絡めて」いたわけなんですよ。はい。

まぁつまり恋人繋ぎしてたんですよね最終的に。

ということで長くなりましたが解説っぽいものでした。またしても今回のお話は第2話あたりのいいね数がすごくて、逆に最終話を出すのがちょっと怖かったですwいいねをしてくださった方、ありがとうございます。めちゃめちゃモチベに繋がっております。

また気が向いたら何か書きます多分。

あと、今回も話は結構分かりにくいところがあったと思いますので『これどーゆー意味やねん』みたいなのはコメントにお願いします。

以上、山本でした。