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「はぁ、何処へ行こう。」
行くあてを探しながら歩いていると、
「そうだ。おばあちゃん家…。」
思い付いたのは、少し離れた場所にあるおばあちゃんの家だけだった。
ホテルで泊まるお金は無い。でも、バスに乗るお金は有るのだ。
まだバスは残っているかを確認しようとし、スマホを取り出した。
「…良かった。まだバスがある。」
そう思いながら、バス停まで走り出した。
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