カプ決まっていないのでどうなっても良い方のみ。(👑受けは確定)
微病み、キャラ崩壊あり。
なんでも許せる方だけ読んでください。
ハピエンにはします。多分。
みんなからのコメントで息してるので、最後まで読んでいただけたら是非🤚🏻♡
𝖬|👑
𝖫|🌸
𝖪|🦈
𝖭|🍍
𝖲|🍵
𝖨|📢
●|メイド、執事
後は見ればわかります。
…はぁ、
ん~~~ 、今日も疲れたな…
………、辛いなぁ、
…?
俺、今「辛い」って言った?何が辛いんだろう、……
何一つ不自由なく、裕福に過ごしているのに
俺はこれ以上何を求めているのだろうか、…
わからん、、………
学校から家に帰り、自分の部屋へ向かう。
自分の部屋に入り綺麗な制服から綺麗な部屋着に着替える。
そして一安心ついたところで大きなふかふかなベッドに倒れ込む。まるで全身の力が抜けたかのように…
俺は自分の部屋に入ると側から見れば別人だろう、。
親も友達も先生も親戚も執事もメイドも誰一人として「俺」を知らないのだから。………そう「俺」のことなんて誰も知らない。明るくて、ふわふわしていて、天然で、放っておけない愛されキャラ、そんな 「みこと」は俺の幻想と演技でできているんだ。
……楽しい。今日も大好きだよ、みこと ♡
本当の「俺」なんて消してしまおう。今まで通り、ずっとこの「みこと」を演じよう。いや、みことになろう。俺が好きな、みんなが好きなみことに______ ♡
…とはいえ、まだ俺は「みこと」になりきれていないようで。
自分の部屋に入ると気が抜けて「俺」になってしまう。ねえ、みことはどこにいるの、??
さっき「俺」の口から出た辛いって言葉はなんだったのだろうか、…
みことはそんなの裏でも言わない。というか裏なんてない。
やっぱり「俺」と「みこと」はまだ違うのかな ~、………
「みこと」になりたいな、…
そう思うたびに考える「俺」の居場所はどこにもないんだと。
ないのだから、もう諦めてほしい。
「俺」になろうとしないでよ馬鹿…… 、
みことになりたいのに……………
ベッドの上でうつ伏せから仰向けになり、ため息をつく。
俺ね、「みこと」のことが好きなんだ。
みことになればみんなも好いてくれるし、…
俺はいつも「みこと」になる。
いつもみことだったらどうするか、何を言って何をするか沢山考えるんだ。…みことがしないようなことは絶対にしない。だってみことがしないようなことをすれば、それは「俺」になってしまう。
そうすれば俺は俺を嫌いにならないし、みんなも俺のことを嫌いにならないでしょ?
だってみことはみんなに愛されているんだから。
愛されるような人にしたのだから。
早く、「みこと」になって、「俺はみこと」って自信を持って言いたい。
そんなことを布団にくるまりながら今日も考える
𝖬|ふふっ、…みこと、みこと、みこと♩
みことになるのは楽しいな ~ ♡ 「俺」って馬鹿だなぁ、辛いはずないよ、♡
< ピコンッ
𝖬|…?
スマホが鳴った。通知気ってなかったっけ… 、?
なんの通知かスマホをのぞいてみる
𝖬|…… あ、またこれ、…
𝖬|ほんま、この広告……、
妙に気になるんよな…………
通知は“Only you ❤︎ ”というものから来ていた。
最近「俺」のスマホによく同じ通知が来るのだ。いつもこの時間に。
いつもどこから来ているのかわからない通知で怖い。
アプリ?サイト?メール?……なんだろうか、身に覚えはないのだけれど……。
ただ、いつも送られてくるこの定型分。
「 あなた専属のナースがあなたを幸せにします 」
…… 不思議な感じがするんよ、
前に、この通知が初めて来たときOnly you ❤︎ を調べたことがある。
……一つだけ検索に引っかかったサイトがあったんだ。
そのサイトは誰かのスレみたいなもので、
「Only you❤︎ やってる人いる?謎の通知が来るんだけど、気になってる。やってる人いたら教えて!!」
という質問から始まっていた。するとそこに一件のコメント。
「是非やってみてください。おすすめです。」
そして、
「どういうやつなんだ?」
「メンタルサービスですよ。ナースとお話しして、元気を貰えるサイトです。」
「へー、最近しんどかったのでやってみます!ありがとうございます!」
「いえいえ。」
数日後
「これ見ている人いたら絶対Only you❤︎ やってください」
「もうOnly you❤︎ なしでは生きていけないです、最幸のサイトです」
と、書かれていた。
…… そのときはどんなサイトなんだろう、と気になったがなんとなく見なかったことにした。
𝖬|幸せ……、
どうやって幸せにしてくれるのだろうか…。
怪しすぎる、…
…詐欺サイトだったりするのかなぁ、?検索して一件しか引っかからないのも変だし。
𝖬|…今日も無視しよ。
そんなことを呟いた。
< コンコンッ
< みこと様、失礼致します。
𝖬|!…は ~ い、
この声は、家に使えているメイドの声だった。
< ガチャッ ( ドア開
●|みこと様、お食事の準備が整いました。
●|今日はみこと様のご両親がお仕事のご関係でいらっしゃらないので、私共がお食事の見守りをさせて頂きますね。よろしいですか?
𝖬|…うん、大丈夫だよ!
みことの家は普通の家に比べたら少し大きいらしい。
この家以外に行ったことがないからわからないや、笑
みことは学校と学校に関係する場所(修学旅行先など)と家しか行ってはいけないという決まりがある。だから寄り道もしたことないし、…というか、メイドや執事が車でお迎えに来るからできない。
一応、?みことは高校生なんだけど…、
…青春、そんな2文字はみことにはないのかなぁ、?
毎日のご飯は家族揃って食べるのが決まりだけど、お母さんとお父さんはいつも忙しい。だから今日みたいに夜ご飯間に合わないときがある。ご飯の時間はメイドや執事の見守りはなく、家族だけの時間を過ごせるのだが、今日は両親がいないからメイドの見守り付きみたい…。
𝖬|子供じゃないのに、笑 ( むすっ
●|…!笑
●| そう怒らないでくださいみこと様、 ( にこっ
𝖬|お、怒ってへんよ、… !笑
でもここの生活は居心地がいい。…他を知らないからかもしれないけれど ( 笑
さあ、温かいうちにご飯を食べよう。
コメント
4件
新連載ありがとうございます🙌🏻💞 私ノベルほんとに見るの初めてなんですけど 、めっちゃ読みやすくて 、!!! 学校で読む小説みたい 👑くん受けが好きなんですね!笑 ハピエンになりますように🙏🏻💫 次回も待ってます!!
世界観が不思議でとっても好きです!🫶 👑さん受けほんとに良き…👍💞
🍵👑がいいです!