新しいの書いていこうと思います!
リクエスト頂いているのも関わらず無視して新しいの作って申し訳御座いません🙇♀️
どうしても書きたいのがあるのでパッパっと書いて終わらせます!
(リクエストで頂いた触手)
*妄想
*洗脳
*ジジオカ?
*病み
*オカルンが変
*暗い(ずっと闇)
「オカルンが宇宙人に洗脳されて連れていかれてしまうお話」
ジジと海に行った時のお話。ジジが海に入れないけど行ってみたいと興奮気味に言ったもんでその押しに負け,行くことになった。酷く暑く,体がヨロヨロとふらつく浜辺だった。当然,裸足ではつま先すら触れられない砂の温度だった。近づくことが出来ないジジは遠い目で遠い海をただひたすらジッと見つめていた。
「ジジかき氷買ってきたよ」
やっぱり海にはかき氷。さっきまで海を冷ややかな瞳で見つめていた瞳がパッと輝く。
「ありがとう!」
しばらくキンキンに冷えたかき氷を波風を浴びながら無邪気な君と食べた。
それはそれは酷く愛らしかったこと。
「美味し〜?」
さきに食べ終わったジジが問いかける。
「うん!美味しい!もう食べたの?」
ニッコリスマイルで答える。
「うん!もっと食べたいな~…なーんてね!」
少し寂しそうな表情で言ったものだから,
「ジブン待ってるよ。買ってきなよ」
彼の優しさに甘えて,
「…いいの?」
と口から思わず出てしまった。
「勿論だよ。ここで涼んで待ってるね」
やっぱりオカルンは優しいと思い,
「ありがとう!行ってきます!」
うん,と返事をし,3分程経った時の事だった。ほんの一瞬のことだ。
何故か,何処までも続く広く美しい海に触れたくなった。やっぱり海を見つめるだけでは満足しないのだろう,と思っていた。
靴を脱ぎ捨て,
「早く入りたい」という気持ちが抑えきれなかった。ゆっくりと右足から海に触れ,左足で1歩を踏み出した。
「海…」
その時はただただ海の”奥”しか考えられなかった。奥には何があるのだろうか。奥には何がいるのだろうか。と頭の中でひたすら”何か”が洗脳してくる。
気づけば腰まで入っていた。
「…あれなんだっけ。ジブン,なんでここにいるんだっけ…?」
誰と来たかなんて知ったこっちゃない。
そして,背が高く,太陽に似合いすぎる男が,肩まで入っているジブンを見つけ,叫ぶ。
「おかるん!!!!」
オカルン?誰だそれは。オカルンだなんて聞いたことがないぞ。一体,誰が叫んでいる。
「…だれ?」
さっきとは違うニッコリとした表情で
言った。
「君はおか,高倉健だ!!!!目を覚ませ!!!!高倉健!!!!」
だから誰なんだそれは。そう考えているうちに何やらニョロニョロとした気味が悪いタコ足のような物が高倉健らしき人に巻き付く。
「ッ!!!!目を覚ますんだ!!!!」
いくら怒鳴ったって君は遠い奥へ進む。やがてザプンと悲しい音をたて,
触手が高倉健を「おいでよおいでよ」
と誘う。何をしても進み続ける。見守ることしか出来ない俺は何故海に行きたくなったのかと余計な事が頭を遮る。これもそれも全て洗脳のせい。
とうとう頭まで海で被さった高倉健は彼の視界から静かに消えた。
「オカルン!!!!!!!!オカルン!!!!」
もう何も感じない。気配を感じない。もう彼は海の宇宙人に洗脳され,無になったのだ。手遅れだ。
「オカルン!!!!!!!!!!!!」
呼び続けても呼び続けても返事は来ない。
もう,ほんとに,…
あれから1年が経った。未だに高倉健は行方不明。警察に通報したけれど手がかりなし。もう「諦め事件」となっている。
再びあの奥に広がる不気味な海へ行った。また,君を見つめたら微笑んで「うん!」と愛らしい声で答えてくれるのかと,俺は期待している。
「……おーかるん」
「どうしたの?ジジ?」
「え」
「?帰ろ。もう暗いから。 」
思考が追いつかない。
これは現実ではない。
現実じゃないんだよ。
現実ではないのに。
だって君はもう…すでに……
「うん!」
と微笑んで答えてしまった。
何処までも続く広く美しい海に誘われ,君が俺の手を引っ張る。
そして,海の方向へと俺の前を進む君がこちらを向いて,
「おいでよ」
とニッコリとした表情で問いかける。
それはそれは酷く愛らしかったこと。
そーゆー妄想です。
コメント
2件
わぶぁぁぁぁぉ闇深いのもたまらんですねありがとうございます...😩😩🫶🏻💗
好きすぎる...暗いのもいいですね...