テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ワンクッション
⚠この作品は 血、嘔吐、 いじめ、自殺
などの表現をする事があります。
このような表現が苦手な方は読む事をおすすめしません。
⚠『タコピーの原罪』を参考にさせておりますそのため多少似ているような部分がありますがご了承ください。
⤵⤵⤵⤵
視点 葉月 葵 (ハズキ アオイ)
場所 学校
1章 夏の始まりは静かだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
古びた扉をガラガラと開け、自分の席に座る。
ギラギラと言う効果音がぴったりな太陽が
自分の席を照らした。先生の足音に気付いた
のか、皆ぞろぞろと椅子に座る。
皆が座った途端、先生が教室 に入って来る。
「ふぅ….。」と、一息着く。落書きされた机はもう、慣れた。先生が言った。
「宿題出してく下さい。」
「出さない人減点だよー。」
慌てて出しに行こうとした、だけどいくら
探しても、宿題が見当たらない。
「えーと….葉月さん、杉山さん、島さん。
減点ね。」
小さな声で言った。冷や汗も止まらない。
「宿題”..失くしました。」
鋭い目付きをして、私を見る。
「今日で何回目?反省してます?」
「…放課後までに見つからないなら600円、
私に下さい。そのお金で買ってきます。」
くすくすっとクラスの全体が嘲笑う。
放課後
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
暴言の書かれたランドセルを背負って廊下に
出る。すると優しい落ち着いた声が聞こえた。
「ねぇ、…宿題のドリル見つけたよ」
その瞬間私は勢い良く振り返った。
「えっ….本当に、!?..」
目を輝かせて言った。すると男子は、驚いたように口を開いた、
「ごみ箱の中に..入ってた、..葵さん虐められてるよね、?」
ドリルを私の目の前で渡して、 私の顔色を
伺う。 そう聞いてきた人は島さんだった。
特に何の変哲もない顔、まぁまあ顔は 良い方。
私は言い返した。
「虐められてない。」
突き放すように言って教室を出た。
先生に報告しに行く為に職員室へ向かった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈