・hrty(🌞×⚔)
・付き合ってません
・🌞の口調が変かもしれません
・🌞が取り憑かれてます
ty『甲斐田くん?くっつかないでくれますかね?』
hr「ももももちさ、だめです行かないでくだざいッ」
ベタベタとくっつく彼を引き剥がすと、地面にペタンと座っている。
hr「やだあぁ゛ッもちざんの人でなしぃい゛ッッ!」
ty『早く行くぞ異世界の人。』
hr「なんか変なオーラありますっでぇッ!」
ピーピーと泣き喚く彼を無理やり立たせ、彼の手首を掴みながら廃墟の中へと潜っていく。
今日で僕の命日も終わりかもしれません。
現在2人で入っている廃墟の病院、恋人が重病と言って駆けつけた恋人の女性が、階段で足を滑らせて亡くなったという噂。そこから頭がない女性が居た、などと訴えてくる看護師がいたそう。
なんでもちさんの後ろに幽霊いるの?
それも片目が飛び出てて頭が凹んでる女だし。
こっち見んなよぉ!怖いだろぉ!
ty『なんもないですけどね…』
hr「も、もちさ早く帰りましょ、」
ty『あーまぁそれもそーですね。』
kg「心霊ロケ終わりましたねぇ…ほんっとう。」
fw「あれはえぐいっすわ、社長。」
ty『あ、僕帰りますね』
事務所に着き、剣持さんは早くも帰る模様だった。
ty『あッ゛゛!!!雨降ってる…!』
どうしよう、と頭を悩ませる剣持さん。
親に連絡しようとしたら充電が切れたらしい。
ty『……』
hr「…もちさん家泊めましょうか?」
ty『いや、でも申し訳な…』
戸惑った様子で私達の方をチラ見する剣持さん。
fw「俺明日朝からやからなぁ…」
kg「私も不破さんと同じで朝早くからですね…」
hr「なのでもちさん、家来て大丈夫ですからぁ!」
よしよしよしよし、これで除霊できる…!!
ty『すみません、甲斐田くん…』
hr「いやいや、全然大丈夫ですよ!シャワー借りてってください!」
ty『…ありが、と…』
ty『ん〜…上がったぁ…』
まぁいじりやすいけど、根はいいやつすぎるんだよなぁ甲斐田くん。
…服がない。
適当に漁るか。
ty『…サイズデカくね?』
いやまぁそりゃぁあの後輩は180前半だし…
でもサイズデカくね?
ty『まぁ明日までの辛抱だし。』
一応なんかズボンとシャツ着たし大丈夫でしょ。
ty『甲斐田くーん。ありがとうございまし_
ドンッ!!
ty『いッッたぁ゛ッ…は…?』
ちょうど後ろにあった甲斐田くんの本棚にぶつかり、体制を崩す。
顔を上げると吸い込まれそうな綺麗な水色の瞳と焦点が合う。
退こうと思い身体を動かそうと下を見ると、綺麗に床ドンされており、身動きが取れない。
ty『か、甲斐田くん…⁇』
彼の名前を呼ぶが応答はなし。
彼の身体を動かそうとするが動かない。
一体なんなんだこいつ、と思った瞬間、甲斐田くんの手が僕の口を抑える。
ty『ん゛゛ッ⁉︎⁉︎んん゛⁇』
彼を見ると獣のようにはぁはぁと息を切らしながら前髪に汗がついて額にくっついている。
手を伸ばし甲斐田くんの手を掴もうとすると、
口に何かが入ってきた。
ty『んぅ゛ッッ⁉︎⁉︎ぁ…゛ッう…゛んッ…⁇』
なにこれ、細長…指?
ty『ッ…んんんん゛゛ッッ‼︎‼︎』
抵抗をしようと身体を捩らせるが効果なし。
上顎や舌などを押したり引っ張ったりされ身体が跳ねる。
ty『ん…ッく…ッぅ゛ッ……ぁ、いだく…ッ』
指を引っこ抜かれ、銀色の糸が途切れる。
ty『げほッ、ごほッ…は…?甲斐田、くん?』
hr「……可愛い」
発された言葉は可愛い、
可笑しい、こんなの甲斐田くんじゃない。
誰かに取り憑かれているような…⁇
生地が薄いTシャツの間に手が入れられる。
ty『ひ…⁉︎マジでやめろ…ッ‼︎』
細長く華奢な指が僕の肌を這う。
ty『ぁ、ま、っ…てぇ…くすぐっ、た…ッ』
彼の口が近づき、僕の首筋に触れる。
ガリッと首筋に痛みが走る。
ty『っ~~~‼︎‼︎』
唇を噛み声を我慢する。
噛み跡を名残惜しそうにゆっくりと舐められる。
ty『ん、ぁ…ッ…』
首筋から口を離され、もう体力が残っておらず、ぐったりとしている僕。
彼の口が僕の唇へと近づく。
ty『(もう、いいや……)』
身を預けるようにして身体の力を抜く。
唇が重なる瞬間、ドンッッッ!!と鈍い音がした。
hr「っぅ゛~~~~~~!?!?」
ガクッと僕の方へ倒れ込む甲斐田くん。
ty『え…??』
呆然としている僕、なんか気絶してる甲斐田くん。
甲斐田くんを見ると、頭に本がある。
…そういえば…
_丁度後ろにあった甲斐田くんの本棚に…
本棚にぶつかった拍子で本が落ちたんだ…
とりあえず安堵しようとするが、甲斐田くんに身を預けそうになったことを思い出し顔が熱くなる。
ty『クッッッッッソ…』
とりあえず充電しておいたスマホと学生鞄だけ持ち、玄関へ飛び出た。
後日のろふまお塾
hr「もちさん?ここ、なんか赤いですよ?」
ty『どこですか、?』
もちさんの首を指で指すと、一瞬時が止まったかのように身体が止まる。
すると、首を抑えた瞬間顔が真っ赤になった。
hr「え、え?え、あ?」
ty『…くそかいだぁ…っ!』
涙目になりながらこちらを睨むもちさんにドキッとしたのはここだけの話。
書きたかったシチュ描けて嬉しい‼️
ぜひこの2人の絡みが欲しすぎる‼️
甲斐田にSっ気芽生えてほしい‼️
(一応設定⁇)
・幽霊が取り憑いたのは甲斐田
↑なぜ?
単純に剣持が恋人の男に似てたから。
未練を残してしまって、
手繋いだり~と想像するたびに過激になっていき、淫魔とからへんになる
・この機会がきっかけに、剣持は甲斐田を意識する。
当分見ただけで顔赤くなったりする。
・甲斐田も剣持に恋心を抱いてしまった事に気づき己を最低だと宣わっている。
・多分結局両片思い
これの続きは書く予定かもしれません‼️
コメント
5件
続きほんとですか!? 頑張ってください…!!! ty がめっっっっっちゃ可愛いです … ありがとうございます …