🌟🌸
🌟くん→ケーキ
🌸くん→フォーク
ケーキバースを知らない人は自分で調べてください(
あんまりネタバレはできませんが、”🌟🌸” です!
苦手な人は逃げてください!
🌸くんside
モブ「なぁ、フォークって味覚無いらしいけど本当だと思う?」
🌸「えー分かんないよ、」
「でもフォークの人みんなそう言うんだから、そうなんじゃない?」
モブ「どんな感じなんだろ?」
🌸「それは分かんないけど、可哀想だよね」
モブ「でもフォークってケーキの人襲って騒ぎになること多いよなー」
「だから俺、フォーク嫌いだわ」
🌸「そう言う人多いよねー、」
正直おれもフォークの人が苦手だ。
だがある日突然、おれは味覚を失った。
何を食べても味がしない。
それはどんなに味の濃いものであっても。
その日のうちに病院に行ってみると、おれはフォークと診断された。
“フォーク”
それはよくニュースで騒ぎになる単語。
フォークの人がケーキの人を襲って騒ぎになるなんて飽きる程見てきた。
だから予備殺人者とも呼ばれてる。
おれはフォークに良い印象なんて一つもない。
それなのにフォークになってしまうなんて…。
こんなの、誰にも言えないよ、。
そう思いながらおれは薬局で貰った薬を飲んだ。
おれがフォークになって、もう一年が過ぎようとしていた。
相変わらず味覚は全く無いし、食欲も湧かない。
そのせいで、おれはどんどんこけ細っていった。
そして他に変わったことといえば…
🌟「ご飯できたよさくら」
🌸「ありがと、助かる」
おれと同じ配信者、”ゆぺくん”という人と同棲を始めたこと。
ゆぺくんとは元々ネット上で仲良くしてて、出身地の場所がたまたま近かった。
上京してきたは良いものの、お金があると言ったら嘘になる。
生活費を浮かすためにも、同棲を始めようって二人で話し合って決めた。
🌸「じゃあ、食べよっか」
🌟「うん、美味しいと良いな」
🌸「ゆぺくんが作った料理は美味しいに決まってるよ笑」
…まぁ、味はしないけど。
いつか味わってみたいなぁ、ゆぺくんの料理。
ゆぺくんにはおれがフォークであることを隠してる。
だって、言ったら怖がらせちゃいそうだから。
まぁいつか言わないといけないとは思ってるんだけどね…。
おれは悲しく思いながらゆぺくんが作ってくれた料理を口に運んだ。
だけど、味がしないから美味しくはない。
本来だったら美味しいはずなのに、。
ゆぺくんに申し訳ないな…作って貰ってるのに、。
そんな気持ちになりながらも感謝しながら口に運ぶ。
🌟「…さくらって昨日の夜中何してたの?」
突然、ゆぺくんにそう聞かれた。
🌸「…え?」
もちろんおれはそんなことを言われるとは思ってなかったから戸惑う。
🌟「昨日、僕見たんだよね」
「さくらが夜中にコンビニに入るところ」
🌸「ど、どうして…?」
確かにおれは昨日、コンビニへ薬を買いに行った。
だけど、いつもならゆぺくんは家で寝てる時間帯だったはず。
どうして知ってるの…。
🌟「僕昨日、たまたま夜中に目が覚めたんだよね」
「そしたらさくらが出かけようとしてたから、気になって着いて行ったの」
🌸「…そっか、」
確かに隣で寝てるからバレる可能性もあるよね、
今まではバレなかったけど、それはたまたまだったのかもだし。
🌟「なんか僕に隠してることあるでしょ」
「正直に言ってくんない?」
🌸「いやその…」
🌟「僕やだよ、さくらに隠し事されるとか」
一瞬迷った。
そうだとしても戸惑わらせたくなかったから。
でも、おれ自身これ以上ゆぺくんには隠したくなかった。
🌸「…そうだよね、じゃあ言うよ、」
“「おれ…フォークなんだよね」”
おれはゆぺくんにそう告げた。
🌟「…そっか、今まで辛かったね、」
ゆぺくんの反応は想定外なものだった。
🌟「でももう、俺がいるから大丈夫だよ」
そう言っておれを優しく抱きしめてくれた。
ゆぺくんの甘い匂いに包まれたおれは、ふわふわとどこかに飛んでいけそうだった。
🌟「僕、さくらになら食べられても良いかも、笑」
🌸「…え?」
🌟「実は僕、ケーキなんだよねー」
ゆぺくんが言ったのは衝撃的な言葉だった。
何度頭で考えても理解が追いつかない。
🌟「俺は変な奴らに襲われかけること多いから分かってるんだよ」
「まぁ気色悪いからそいつら全員殴ってるけど」
🌸「…おれのこと怖くないの、」
🌟「まさか?笑」
「さくらのことは怖くないよ笑」
🌸「どうして…?」
🌟「だってさくらだもん」
いや答えになってない気が…。
もしおれがゆぺくんの立場ならどんなに一緒にいる人でも怖くなる。
自分が襲われるんじゃないかって…。
🌟「それに、さっきも言ったけど僕はさくらになら食べられても良いよ」
🌸「おれにならって…なんで、」
🌟「あれ?俺言ってなかったっけ?」
「俺はさくらのこと恋愛的な意味で好きだよ」
🌸「…え、?」
いやいやいやそんなの今まで聞いたことないし…え、どういうこと、?
🌟「戸惑わせるつもりは無かったんだけど…俺は本気だよ、」
「良かったら、付き合ってくれませんか…?」
そう言ってくれたゆぺくんの言葉は何故か敬語。
これって告白…だよね、?
🌸「えっ、と…」
どうしよう、。
でも、ゆぺくんとなら…。
「おれなんかで良ければぜひ、」
少し迷ったけど、ゆぺくんとなら良い気がした。
🌟「本当に!?凄い嬉しい…」
ゆぺくんはそう言っておれにキスを落とした。
🌟「…そうだ、僕を食べてみる?笑」
🌸「…え、ちょっ…」
ゆぺくんはチョコレートのように甘かった。
私キスより先の表現は書けません((
最後はご想像にお任せします(?)
大体ケーキバースでは フォーク×ケーキ が多いので逆に ケーキ×フォーク で書いてみました!
安心してください、私が🌸🌟を書くことはほとんどないです(
逆に書く時はちゃんと先に言いますので!(書く予定はない)
それと、この小説🌟🌸ばっかりになりそうなんで🌟🌸の小説に変えちゃいます((
多分この小説が出てる頃には表紙と名前も変わってると思います!
これからも🌟🌸好きの方は見て行って下さい!!
今回もスクロールお疲れ様でした!
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