テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『ひとりじゃないよ』
赤 紫 桃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⚠︎通報等×
⚠︎パクり×自作です
⚠︎地雷サン↩️
⚠︎ご本人様関係×
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
赤 5歳
紫 社会人
桃 社会人
🐤-赤 🐇-紫 🐶-桃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
雨が降りそうな、じめっとした夜だった。
仕事帰りの ないこ と しょう は、コンビニの袋を片手に並んで歩いていた。
桃「疲れたぁ……」
紫「ないちゃん、それ今日何回目?」
そんな他愛ない会話をしていた時だった。
公園のブランコの近くで、小さくうずくまっている子どもが見えた。
街灯に照らされたその子は、びくっと肩を震わせる。
「……え?」
近づくと、赤い髪の小さな男の子だった。
服は少し汚れていて、ぎゅっと膝を抱えている。
「ねぇ君、大丈夫?」
ないこがしゃがんで声をかけた瞬間、その子__りうら は怯えたように後ずさった。
「ご、ごめんなさい……っ」
か細い声。
その言葉に、しょうは眉をひそめた。
“怒られる”と思ってるみたいな反応だったから。
紫「怒らへんよ。寒いやろ?」
しょうが上着をそっとかけると、りうらはびくびくしながらも逃げなかった。
桃「こんな時間に、どうしたの?…おうち、どこ?」
その質問に、りうらの肩が小さく震える。
しばらく黙ったあと、
赤「……ないッです…」
消えそうな声でそう言った。
ないことしょうは顔を見合わせた。
放っておけるわけがなかったから、なんとか説得し家に向かった
紫「ほら、着いたで」
家に入った瞬間、りうらはまた不安そうに周りを見渡した。
知らない場所。
知らない大人。
怖くないわけがない。
桃「とりあえずお風呂……いや、先にご飯か?」
紫「りうらくん、お腹空いてる?」
こくり、と小さく頷く。
その動きだけで、ないこは少し安心した。
温かいスープを出すと、りうらは最初遠慮していたけれど、一口食べた瞬間、ぽろっと涙をこぼした。
桃「えっ!?ど、どうした!?熱かった!?」
慌てるないこに、りうらは首を横に振る。
赤「……おいしいッ……」
しょうはその言葉に胸がぎゅっとした。
りうらの目には今にでも溢れてきそうな涙が目を潤していた
どれだけ不安だったんだろう。
どれだけ寂しかったんだろう。
絶対、今後そんな思いをさせないと
心の中で深く誓った
⸻
その日は、客間に布団を敷いて寝かせることになった。
紫「怖かったら遠慮せんと呼んでええからな」
しょうがそう言うと、りうらは小さく
「……はい」
と返した。
ーーーーーーーーーー
深夜
静かな部屋に、すすり泣く声が響いた。
「……っ、や……こわい……」
しょうは目を覚ました。
隣の部屋から聞こえる、震えた声。
急いで部屋を開けると、りうらが布団の中で丸くなって泣いていた。
紫「りうら?」
その瞬間、りうらはびくっと体を震わせる。
赤「ご、ごめんなさい……っ、うるさ……」
紫「謝らんでええよ」
しょうはベッドの横に座り、そっと頭を撫でた。
紫「怖い夢見たん?」
りうらは涙目のまま、小さく頷く。
「……ひとり、やだった……」
その言葉が、あまりにも幼くて。
しょうは「大丈夫や」と静かに言って、背中を優しくさすった。
すると、ふと違和感に気づく。
紫「……ん?」
りうらの額に触れた手が、熱を感じた。
紫「……熱ある、?」
「ぇ……」
紫「ないちゃーん!」
しょうが呼ぶと、眠そうなないこが慌てて部屋に来る。
桃「どした……って、顔赤っ!?」
りうらは不安そうに二人を見上げた。
そんな視線に、ないこはふっと優しく笑う。
桃「大丈夫。俺らおるから」
その言葉を聞いた瞬間。
りうらは安心したように、しょうの服をぎゅっと掴んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
next→♡1000↑