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ある学校の教室の片隅__,
身を縮こませカバンをお守りのように両手で抱き締めながら涙目でカタカタと震える黒髪の生徒が居た______
「かっ、帰りたいぃッ、、」(泣
その名を。日丸と言う
彼の名は日丸。
中学は男子校に通っており。
女性経験は皆無に等しい
黒髪に黒目。ホクロが目元に両方付いている
頭の良さと顔の良さだけが取り柄
兄と姉がおり末っ子
超がつくほどのコミュ障であり陰キャ
そんな彼はピッチピチの高校1年生である
…
だがそんな彼はクラス分けにて最悪のクラスを引いてしまったのだ…
隣の席には陽キャの要素を全て詰め込んだかのような存在でありこの歪なクラスで初日から一軍の金髪外国人。
「なぁなぁ!お前名前なんて言うんだ!なぁなぁ!なぁなぁ!なぁなぁなぁなぁ…」
(その名をアメリカなんちゃらかんちゃら、!)
「ひっ、日丸、です、」
こいつは1度気になったものは直ぐに探ろうとしてくるデリカシーの欠片もないアホで馬鹿な奴だと俺は学んだっ、!!
アメリカは片っ端からクラスの陰キャ陽キャに話しかけ、、、とにかくウザイ!ウザすぎる!!
「Ah…….思ってたより普通な名前だな。 」
ほんっっとウザイ
「っ、しね、、」(小声)(涙
アメリカ
中学は外国の学校で、高校からここに来た。
弟が一人おり溺愛している
女性経験豊富。めっちゃ豊富
金髪に舌ピアスをしているザ!陽キャ
頭はボチボチ。顔は国宝。運動神経は1番
ガラガラッ
「お前ら席つけー」
「これから出席確認と同時に。自己紹介をしてもらうぞ」
ッ終わった、完全に終わった、!!!みんなの前で自己紹介なんざ俺は嫌だぞ、!!!!
「えーまず、お前からな」
「あっ、は、はぃ、」
クッソしね!くそ!クソ野郎!!
「ぁ、、日丸、です、好きな事は、ぇをかくことで、あ、えと、…よ、よろしくお願いしましゅ、、 」
噛んだ
終わった
俺の学校生活終わりだ。俺の晴れやかな学校生活、!!!
もうやだ死んでやるんだここから飛び降り_
「えっ!日丸?!」
「ぇアっ、!?!」
声裏返った!うあぁ、、!!だれだよぉ!俺の名前呼んだの、!ホント嫌な奴しかいねぇなここ!!
「ぼ、僕だよ!日丸、!覚えてる、? 」
ぱっ、パラオ?!、
「へっぁ、ちょ、ァっ、、」
辞めて!ヤメテ!クラスメイトよ!こっち見ないでくれぇ、、、(泣
「あはは、久しぶりだねっ!日丸!」
「ぁ、ひ、久しぶり、ぱらお、」
こんなのパラオじゃない、パラオはもっと可愛かった、!!!
パラオ。
身長は日丸よりも5cm差で高い
おっとりした性格で純粋
勉強は苦手中の苦手で運動は得意
ひとりっ子で日本と幼馴染
日丸とはある約束を交わしている____
「しょっ、小学校ぶりだね、」
「日丸が転校してからずっと会えてなかったもんねっ、!」
「今みたいにスマホとか持ってなかった、もんね」
パラオがカバンの中からスマホを取りだし..
「それで、なんたけど、?連絡先、教えてくれないかなっ、?」
「ぴャッ」
うっわわあああ!?!こんなの特大イベントあっていいんですか?!
「よっ、よろろろしくおねがいしままます、」
…
初日から友達ができるなんて凄いことなんじゃ、、?
「Hey!日丸!俺も連絡先交換しようぜ! 」
えっぇ、、
「ぁ…….ぃや、ちょっと、」
「交換しようぜ」
「…….ハイ」
初日から2人(?)も友達ができました。
「これから体育館に移動するからなー。言われた順に並べよ」
クラスメイト全員の前で自己紹介の後は入学式、らしい
「えー、まずアメリカー!」
「全員並んでんなー!そこの席座っといてくれー!」
…….呼ばれてません先生、!!!!!
…….
今の状況を説明しよう
まず目の前に学園長がおり、その向こうに2.3年がおり、生徒会長として兄がいるのだが、
「今年。本校に入学してきた生徒は〜______」
がっごい゛ぃ゛(涙)
かっこいいよ兄ちゃん、!尊敬だよ兄ちゃんっ!!!
家ではあんなにだらけてるって言うのに!!いざと言う時はこうなるの尊敬だよ兄ちゃんッ!、!!!!!!!
「…チッ」
「ぇ」
した、舌打ち?!
えっ誰だよ、兄ちゃんに舌打ちなんてしたやつ、
「…….」
あっ、アメリカサンだ〜〜~!
すんごい怪訝な顔してるううう!!
ぴぇーーーーー!怖ぇええ!!!
あれ。というか
「新たにこの学園の生徒に______」
「…….fuck」
こいつら
面識あったのか
「んえぇえぇ校長先生の話ながああい!!」
「パ、パラオ、そんなにおっきな声で言ったらだめだよ、」
「日丸だって長いって思わなかった?!」
「…….思ったけど」
「ほらああ!!」
「なぁなぁー!アメリカって身長何センチ?」
「175cmだぞ」
「うへぇ、デッッカ、今日から巨人って呼ぶわ」
「辞めるんだぞドイツ」
「あ」
「ピャッ」
「えっえ!日丸じゃん!久々だな! 」
「ぁっえっ、ど、どどど、ドイツ、?」
「そーそー!久々だなぁ!」
「、日丸は僕のだよ!」
「ぱ、 パラオ、?!」
「あっはは!大丈夫だって!俺こいつに興味ねーし」
「そ、それはそれで悲しい、」
ドイツ。
髪は焦げ茶で眼鏡をかけてるぞ!
眼鏡を取ると3になると噂されている…
日丸とは親が仲良しため正月に一緒に御参りしに行く仲だぞ!
元気系で中学の頃はヤンキーだったとか、、
双子でもう1人は大人しめな子でドイツよりは年下だぞ!
「そういえば!今日は4時間目で終わりみたいだな」
「マジで?!ラッキー!」
「一緒に帰ろ!日丸!」
「そーだね、パラオの家教えてよー!」
ガラガラッ
「日丸!」
「に、兄ちゃん?!!」
「旭日サン?!」
「一緒に帰ろうと思ってな!ほら!今日は日丸がここに入学してきたお祝いに豪華な晩飯にしよ…….、、、、、、、、」
「…久々だなぁ。旭日さァん」
「…….貴様」
…….えっえっ、なにこれ、
「…….お前はどうでもいいんだ。ほら日丸行くぞ」
「えっあ、、は、ハイ!」
ほんっとに。こいつらに何があるんだよ
「ぁ、あのさ、兄ちゃん」
「んー?」
俺の何歩か先を行く兄ちゃんに、俺はアメリカとの関係を聞こうと思うんだ
「…….あの、クラスにいた外国人の、アメリカってやつ、会ったことあんの、?」
「…ぁー、…….うん、まぁ、」
「…….」
「……..そんなこと置いといて!今日の晩御飯何かなぁ!」
「…….兄ちゃん、」
「父さんだって。いっつも早く帰ってこいって言ってるから!な!早く行こーぜ」
「にいちゃ」
「な。日丸」
「…….うん」
旭日
日丸が通う学園の2年生。
生徒会長を務めており生徒会は彼の帝国と化している
横腹に大きい火傷跡が2つ ある。
右頬に黒子が2つある。
文武両道でありなんでも出来る天才
家族思いであり弟である日丸を溺愛している。
アメリカとは犬猿の仲らしい