テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
リハーサル終わりの夜、楽屋に戻った大森は、自分のマイクスタンドに異変を感じた。
大森「ん?なんかマイクがいつもより重いな……」
よく見ると、マイクスタンドの根元に、怪しい銀色のアームがくっついている。
しかも先端には小さな“マジックハンド”が二つ。
大森「これは……まさか……!」
そこへやってきた若井と藤澤。
若井「どうだ?新しい相棒は!」
藤澤「動きもスマートで、マイクスタンドにぴったりだよ!」
大森「いやいや、また勝手に改造すんのやめろよ(笑)でも…ちょっと触ってみようかな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新機能一覧(勝手に搭載)
歌詞ページめくり機能:ライブ中に歌詞をめくってくれる(リモコン操作可能)
マイク位置微調整機能:歌いながら声の響きに合わせてマイクを動かす
自動消毒スプレー付き:感染対策バッチリ!(ただし噴射タイミングはランダム)
小さな扇風機付き:熱くなったステージで涼を取れる(風は弱め)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大森「これ、便利そうだけど、歌ってるときに急に消毒スプレーが噴射したらどうするんだよ…」
藤澤「それはそれでライブの盛り上げ要素だよ!」
大森「おいおい、勝手に歌詞めくられても困るぞ(笑)」
突然、マジックハンドがパタパタと歌詞をめくり始める。
大森「うわ、めくるスピード早い!追いつけない!」
その後のリハーサル。
演奏中、藤澤と若井のマジックハンドが暴走し始め大混乱
それを見て大爆笑していた大森の顔面に消毒スプレーがクリティカルヒット
3人「「「こんなアームいらない!!!」」」