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第1話 狂ってしまいたい。

360

2022年08月05日

需要あるよー!と言って下さる人がいたので。セフレ🍆🍌。

#ドズル社#🍆🍌#雨の降るお話。#漏洩・拡散禁止
蝉時雨。

蝉時雨。

※この作品はBL、nmmn。話によってはRシーン含みます。

最近TELLERにセンシティブ設定が作られたのでそちらの規制をかけようと思っています。新連載。

セフレ🍆🍌。満たされないお話。終わり方未定。

苦手な方はブラウザバック推奨。






🍌side

薄っすら紫がかった黒髪を鬱陶しそうにかき上げ、煙草の煙をくゆらせる彼に目を向ける。

感情の見えないアメジストの瞳は、無機質で冷たそうで、温度が無さそうだな、と思った。

🍌「…ぼんさん、女性泣かせたら駄目ですってば」

🍆「急に何かと思えば説教?いーじゃん、向こうが一夜だけって縋ってきたんだから」

ふは、と彼が零す笑いは乾いていてあまり好きじゃない。

何だか自分だけ一生懸命になっているような気がするから嫌いだ。

煙草の煙も、どこか他人行儀な態度も、大嫌いなはずなのに、

どうして俺はこの人のことを見たり聞いたりすると胸がきゅー、っと苦しくなるんだろう。

🍌「…、それはそうですけど」

🍆「何?嫉妬でもしてくれんの?」

にこやかに此方を覗き込まれ、咄嗟に顔を逸らした。

嫉妬。

このぐちゃぐちゃな感情をそんな二次熟語だけに押しとどめてほしくなかったから。

🍌「で、次は?またヤるんですか」

無理矢理話を逸らしたことに対して何も言われなかったことに拍子抜けする。

彼は基本頭の回転が速くて鋭い。

此方が何を考えようが何を思おうがお見通しというわけだ。

そんな完璧な彼のことを、俺はきっと羨んで妬んでいる。

あの人と同じ場所に立ちたいと願うのはきっと叶わない夢だろう。

🍆「…んー?ん~」

ああ、またそうやって。

知ってるよぼんさん。

あんたがそういう顔するのは、もう目星がついてるときでしょう?

🍌「今日は、1つ提案があって付き合ってもらったんですけど」

🍆「提案?何それ」

ふ、と吐き出された煙が緩やかに消えていく。

🍌「…次の夜の相手、自分にしてもらえませんか」

どくん、と嫌な鼓動の音が頭に響く。

冷え切った指先を押し付けて、返答を待っていると、無表情のぼんさんが視線を向けた。

🍆「…へぇ、おんりーちゃんそっち系の趣味あったんだ?」

🍌「正確に言うと趣味ではありませんが、理由については黙秘します」

よどみなく答えると、彼の端正な顔が微かに歪んで、笑みを形作った。

🍆「いーよ。明日の夜10時、家おいで」

とん、と肩に彼の大きな手が乗せられた。

耳元で囁かれたそれに、思わず肩が跳ねる。


もうどうにでもなれ。

叶わない恋なんだろ、どうせ。

だったら、そうなら彼の手でこの未練というか、恋心を断ち切ってほしい。

あんたには俺なんてただのモブ人間なのかもしれないけど、

一夜、ワンナイトだけでもう十分。

いっそのこと、

俺を殺してくれ。


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第2話 どうにかしてしまいたい。

2022年08月08日

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コメント

1

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