⚠︎ 夢というより、夢主ちゃんがみんなと絡むのが見たかっただけです
ストーリーのネタバレは、いつもより多めです。
ランクCまで行ってない方はご観覧注意です
「…正装…、ねぇ?」
今、私はなぜかお金持ちの人主催のパーティーに呼ばれ、いつもの服で行こうとしたら、デウロちゃんに止められ、正装?をピュールくんに教えてもらっている。
『…私のこれはダメなのか…適当に買ってけばいいか』
なんて思っていたら、同じく招待されたガイもデウロちゃんに止められたらしく、連れてこられた。
「ガイはさ、いつもその服だよね。」
「あー、俺にとっては、これが正装なんだよ。死んだ母さんの形見だし」
「…なんかごめん」
「気にすんなって、で、ルーシャは何か新しく買うのか?」
連れてこられたのは結構いいお値段のするブランドのお店だった。
なんだかよくわからない価値観をお持ちの店員さんとのバトルに勝って、一応買う権利は与えられたらしい。
お金あんまり服にかけたくないんだよな…なんて思いながらお店の商品を物色していたら、やっぱりスーツ系が多くて、あまり系統的に手を出しにくい柄だったこともあり、いつもの服で行こうかと思いかけていた時。
結構シンプルな、白シャツ、黒ネクタイ、グレージュの上着といった黒系統に合いそうな服が一着、目に入った。
値段的にも、ロワイヤルで稼いだ金では余裕があったので、迷わず買うことにした。
買って、持っていた黒のプリーツ付きのキュロットに合わせたら、普通に可愛い。
「私結構センスあり…?」
とか自惚れていたが、一瞬で正気に戻ってそんなことを考えるのはやめた。
「ルーシャってほんとなんでも似合うよな、可愛いと思うぜ」
そんなことをガイがしれっと言うもんだから、誰にでもこうなんだろうな。とか思ってしまう。
彼女とかそういうんでもないのに何思ってんだ私、と頭の中で頬をつねる。
「そうかな、ありがと。ガイもスーツとか似合いそうなのにね、いつか見てみたい」
「そうか?じゃあいつかな」
「まじ?やったぁ」
見れるだけマシ、見れるだけ…
招待されたパーティーでは、バトルのトーナメント的なものが開催されるらしく、これまでの知り合いが沢山いて正直気まずかった。
「おー、ルーシャやないか。直接会うのは久しぶりか?」
「あ、カラスバさん。…利子分払えと言われても、半分しか出ませんよ?」
「いや、半分も出るんが衝撃やな」
「そりゃあ毎晩のようにZAロワイヤル出て、何も買うわけもなかったら貯まります。」なんて返事をしたら、「それもそうやな、てか毎晩はダメやろ、ちゃんと休みぃ」って体調面心配されてしまった。
やっぱ根が優しすぎんだろうな。この人。
「ルーシャ。ルーシャも来てたんだ。」
「ムクちゃんも、お呼ばれ?」
「そう、シローも来てる。ルーシャにリベンジするのが目的」
「そう言われても、負ける気ないよー?てか、カナリィも来てんだね。」
「そうなの、カナリィ忙しいだろうに」
カナリィも私への対抗心すごいもんなぁ、なんて思いながら待っていたら、タイミング悪く暴走メガシンカの可能性のあるポケモンの情報が入った。
そのお金持ちさんのメイドさん?にすごく止められたけど、ガイは問答無用で出ていくもんだから、ちょいと頭を下げて、「すいませんね、言い出したら止まる気ないんで。うち(MZ団)のリーダー」とだけ言い残して、私も会場を後にした。
コメント
2件
うん。ガイくんとルーシャちゃん絡みがてえてえ