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小学校から中学校に上がったあと、誰もが壁に突き当たることがあるだろう。
例えばそれが、人間関係だとしたら。君はどうする?
どうしてだか僕は中学生になった。何故だかは知らない。
みんな何故中学生になることを異常だと思わないのかが分からない。
しかし、みんな中学生になった。しかし、僕には意味が分からない。
僕の目の前には犬がいる。この犬は僕の飼い犬 空来(そら) だ。
この犬は何犬なんだろうか。僕にはわからない。
僕は小学6年生だった…。
今思うと小学校が大好きだった。休み時間は外で鬼ごっこをして遊び、テストは適当に勉強して、適当に友達と遊ぶ。
そんな日々が大好きだった。
でも何故だろうか。僕は中学生になってしまった。
まず僕は中一からしくじった。
1.犬なんだね
僕は中学生に入ってから小学生のキャラを一回捨てようと思った。まず、意味不明な発言、下ネタ発言、訳の分からない行動、そして、狂った思考を停止させることにした。
自己紹介では、なんとなくいい感じに喋ったら結構良かった。クラスの中でもトップクラスなのでないだろうか。
しかし問題はそこからだった。どうやら僕は人と交流するのが苦手だったらしい。
それに番号順により整列された席もあまりよくなかった。
特に前のやつがやばかった。こいつはやばいと肌で感じた。
まず初日に言われた言葉が「私自分よりも身長高い人恋愛対象じゃないからね。」
まあ確かに僕は小6の時は学校の中でも結構身長が高い方だったが、問題はそこではなく、いや、まあいいか。
こいつは女子だ。そして可愛くないほうの部類の。
名前は覚える気にもならなかった。
後ろの子はショートヘアだった。珍しい茶髪で結構可愛い。
横の人は小6の時の同じになった女子、まあこいつは何とも言えない。とりあえず、少しは仲良くしておいた方が良い。
女子は恐ろしいもので世界を破壊する力を持ちし強大な…ってそこまでではないが気を付けた方が良い。
ということが確かだ。
まあこんなビジュだ。ほんとうに何とも言えない。
そして、僕はこの時からかなり人生が狂いだした。いや、その後だろうか。
とにかく僕は選択を何度も誤った。僕は今、バルコニーにいる。
自分の家ではない。高い高いマンションだ。
まず、足を踏み出し、手に力を込めた。体が手すりの上に上がった。
手を広げて頭から。どう落ちるかは決めていた。
落下音。
これまでに経験した事の無いようなすさまじい衝撃が体中―。
死んだ。