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いや続きないと怒るよほんとに
⚠️びーえる⚠️
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攻めღ篠崎歩 中学三年生
受けღ三都井優希 社会人
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夜の暗い公園。こういう空気は好き。こういう空気感。学校は疲れる。俺は都合のいい人間じゃないよ。
宿題移させて。このお仕事頼んでもいい?委員長を任せる?まぁ優等生な俺の事みんな頼りたいよね!俺は優しいからみんなの都合のいい優等生を毎日演じてあげる。
でも、疲れる。当たり前。受験生なのに先生は雑用を押し付けすぎでは。
あ。
やっぱり居る。この時間はいつもこの公園で休んでるよね。
……はぁ〜……ビジュ良………………
「 ……優希さん。何してるの? 」
優しい微笑みで呼びかける。そして少し驚いたあと、涙を拭うような動きをしてにっこりこつちに向く。
元気に見せるように話すけど、俺は全部わかってるよ。優希さんが毎日辛いことも、×にたいって思ってることも。
俺、大きくなったら優希さんの為にいっぱい稼いで、優希さんを養ってあげるからね。
そしたら仕事なんてしなくていいよ。
「 ……一寸休んでただけだよ。 」
「 優希さん元気ない?元気だして! 」
と子供らしく。優希さんは子供らしい俺の事が好きらしいからね。優希さんの好きな俺も演じてあげるから、
「 ふふ、有難う。元気出てきたかも 」
にこにこしながら。可愛いね優希さん。今日もお仕事お疲れなんだよね。
頭を撫でるとビックリしてから照れくさそうに
「 ……ごめんね、もう元気だよ 」
と。
「 僕がしたいだけだから! 」
そういうと優希さんはいつも申し訳ないと言わんばかりの顔で此方を見てくる。
夜のまだ寒い空気も忘れる位、俺は優希さんと話してる。可愛いね。優希さん。
早く大人になりたい。
ぎゅっと抱き締めて、頬にキスをする。少し子供っぽくは無いかもしれない。これはただ俺がしたいだけ。
「 ……歩くん、そういうのは……ダメだと思う、な 」
そう言いながら離れようとする。どうして離れようとするの?
腕をぎゅっと掴む。顔をちかづける。
「 ……歩くん……… 」
と、困った顔を見せる、そんな妖艶な表情を見せる。
「 ……優希さん、好き。 」
「 いつも言ってくれるよね、でも、
……俺みたいなだめだめな大人、好きになっちゃダメ。 」
そう言ってまた困った表情を見せる。
「 ……無理。好きなんだもん、やめられない。 」
……無意識に子供らしいこと言ってしまった。まぁ優希さんからしたらいつも通り。
「 ……優希さん、好き……好きになった僕が悪い……? 」
「 ……わ、悪くない…歩くんは何も悪くないよ! 」
と焦って。俺が少し悲しい顔を見せるだけで焦ってくれる。
「 じゃあ誰も悪くないでしょ?好きになるって素敵な事だってクラスの人も言ってたよ 」
冷たいベンチの温度が映ってくる。でもなんとも思わない。優希さんの熱を感じているから。
「 優希さん……キスしたい。 」
頬に手を添えて見つめる。優希さんは見つめ返す。
「 ……駄目、 」
困った様な焦ってる様なそんな顔をグチャグチャ混ぜたような顔。そういう顔も好きだよ。
優希さんはボクとの関係が無くなることが嫌。そんな人を操る言葉なんて簡単に思いつく。
「 ……じゃあ……僕帰るね。 」
「 え…… 」
「 優希さんが嫌がる事、したくないもん。
もう優希さんとも離れる。そうしないと
この気持ち、止められない。 」
……ふふ、優希さん……可愛い表情……♡
こんな顔見れるのは俺だけ……♡♡
見せないよ。
「 ……優希さん。またね 」
「 待って…… 」
制服の裾を掴む。弱々しい力で。そして弱々しい声で
「 ……俺を……ひとりにしないで…………」
また涙が零れ落ちる。……堪んない……♡
ひとりにしないよ優希さん
「 じゃあキスしていい? 」
我ながら酷いかもしれない、けど優希さんともっと触れ合いたい。触れたい、これはホントの気持ち。
「 ……少しだけね………… 」
目を閉じる。綺麗な目の形。揃った睫毛。通った鼻筋。薄い唇。全部俺のもの。他には渡さない。
そっと口を付ける。離す。絶景が見える。真っ赤になった優希さん。可愛い。
「 ……歩くん…… 」
涙目で不安そうにしてる。
「 ……優希さん、僕本気で好きだからね。 」
と言いながら下腹部を優しく触る。
「 ……お仕事大変だよね。僕が発散してあげようか? 」
優希さんの目をじっと見つめて。
焦った顔で優希さんはやめてと言う。そんな優希さんに
「 ……嫌なら抵抗してよ。
……抵抗したらもう会わない。 」
と冷たく言ってみる。
涙をぽろぽろ流して、優希さんに触れてる手に手を添える優希さん。
「 やだ……会わないのは嫌だ…… 」
も〜……こんなに泣いちゃって、可愛いな。
「 ……優希さん、可愛いね。 」
そう言って頬に伝う涙を舐め取る。
首元にそっとキスをして跡を残そうとする。
「 ……上手くできない…… 」
「 ……ねぇもうやめにしようよ……」
「 ……そうだね、また明日話そ。
大好きだよ。優希さん 」
とそっと口付けをして帰る。
……ねぇ優希さんはいつ気づく?紅い跡。仕事場で見せびらかしてもいいんだよ。それで悪い虫が付かないようにして!
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優希side
キスされちゃった……
ダメだよね、歩くんには未来があって、こんなダメな俺と居ちゃいけない…
…でも離れたくない。
もう俺には歩くんしか居ないの…………×えたいな……
……それにしても……あんな……破廉恥なのどこで覚えてきたの……ほんとにドキドキしちゃった……
終