四季 「チャラ先…!!」
その日は珍しく、嬉しそうな表情で保健室に来た。息が酷く上がっている。走ってきたんだろう。
京夜 「なんか嬉しそうだね。何かあった?」
四季 「…実はさ、前話してた女子と付き合う事になったんだよ…!!」
京夜 「…え?」
京夜 「……凄いじゃん…!!(微笑」
思わぬ言葉に思考が鈍り、思わず零れ出した震えた声を誤魔化すように明るく振る舞う。四季くんがここに来る理由はもう無い。四季くんにとってここは一時的な治療を受ける為の場所。四季くんが心に抱えていた傷はもう完治してしまった。
四季 「勇気出して告白したら両思いでさ…、凄ぇ嬉しかった…!!(微笑」
京夜 「…そっか。(微笑」
京夜 「……幸せそうで良かった。」
俺は今上手く笑えているだろうか。…最低なのは分かってる。だけど四季くんにはずっと傷ついていて欲しかった。四季くんが傷ついて涙を流している時、いつも俺が隣に居た。……でも四季くんはきっと、これからはあの子を頼る。それがどうしようもなく憎らしくて、堪らなく苦しい。
四季 「……チャラ先、なんか元気無くね…?」
京夜 「そんな事ないよ。(笑」
四季 「…ぁ…!」
京夜 「…?」
四季 「そういや今日ムダ先に呼び出されてたわ…!! 」
京夜 「また何かやらかしたの?(笑」
四季 「……ま、まぁ…。(汗」
四季 「んじゃあまたな…!!」
京夜 「頑張ってね。(笑」
パタン)
京夜 (……上手くいっちゃったか…。)
京夜 (……俺、何がしたいんだろ…。好きな癖にアドバイスなんかしちゃってさぁ……。)
京夜 (…あの二人は恋人か…。きっと、俺が四季くんとしたい事をその子は簡単にするんだろうな。)
四季 (…四季くんには、どこの誰かも知らない女の子の腕に抱かれて微笑まないで欲しかったなぁ……。)
ストーリー書くの下手ですみません🙇💦いやぁ、四季に激重感情抱いてる京夜良いな。また続き気が向いたら投稿します!!
コメント
12件
くっついてよかった〜と、寝取っちゃえて思ってしまいます…
京夜さん優しい! 優しいよ~!!でも!!寝とっちまえばいいじゃないか!💕💕
京夜さん…( ;꒳; )