テラーノベル
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冬の早朝、鳥の囀りが聞こえてくる。
こんな日に、入水…
嗚呼、想像するだけで身震いものだよ。
低体温症で直ぐに死ねない。
霜焼けになって、痛そうだ。
冬季に入水は、流石に馬鹿でもしない。
私を除いてね。
橋の柵に乗り越えた。
其処からは、
とても綺麗な景色が広がっていた。
太宰『今日こそ死ねるかな〜』
××「………」
××「真冬の川に、飛び降りとかは、 止めておいた方が 良いと思う、、あ、ますよ 」
太宰「…あれゃ、見つかった?」
太宰『思うますよ?』
××「 “ 今日こそ死ねるかな ” 」
太宰「…!」
太宰「何故、分かったんだい?」
××「……」
××「之は、其の…癖で、」
太宰「ふぅん…」
私の思考を読んだ?……
彼女も、人並み卓越した頭脳を持っている?
或いは、思考を読む、何らかの異能力者
…とかかな?
太宰「美女の思考は窺い知れないね、笑」
××「…美女?」
××「今、なんて、美女…?」
太宰「うん?言ったよ。」
××「美女…ですか、そう…」
何やら、彼女は微笑。
少し嬉しそうな反応をしていた。
太宰「…ぁあー。そうだ!」
××「?」
太宰「此処で出逢ったのも何かの縁だ!」
太宰「一応、私の名を名乗っていおくね。」
××「……え、?」
太宰「先ずは私からね。」
××「ぃや、あの、ちょ…」
太宰「私は太宰。太宰治だ。宜しくね。」
太宰「君は?」
太宰「君の名前を、教えてくれないかい? 」
そういいながら、私は彼女に名を申し、
名を問うた。
××「え、あ、、名前…?」
××「私は、えっと……」
彼女は戸惑いながら、躊躇うようにも見えた。
すると彼女は不思議なことを申した。
××「御免なさい、」
××「私、自分の名前、憶えてない…んです。」
太宰「…名前を憶えてない?」
××「あっ、えっと、其の、貧民街の出で、」
××「所謂、孤児…です。」
確かに、そう云われてみると、
衣服も、所々に泥土が付着していて、
その上、血も滲んでおり、
薄汚れている様だった。
彼女の云う通り、孤児ならば、、
太宰「んん、そうだねぇ… 」
太宰「 、、、、ぁ、」
太宰「……私の職場に来るかい?」
××「…え?良いの?」
太宰「嗚呼、良いよ。」
太宰「職業柄、困っている人を見過ごせない性分になってしまってね。」
××「…ぁ、有難う…ございます、」
××「でも、きっと迷惑を…」
太宰「そんなことは良いさ。」
太宰「迷惑だけで、誰かの命が救われるのなら、其れで良いじゃない?」
××「………」
××「そう云うものなんですかね。」
一瞬間、眼に映っただけなのだが、
彼女は、はにかむような笑みを浮かべていた。
頭に残る、笑顔だった。
太宰「さあ、着いたよ。此処が…」
××「此処が、探偵社…?」
××「お、大っきい…✨」
太宰「だろう😏」
太宰「一旦、中に入ろうよ。寒いでしょ? 」
太宰「私、めっちゃ寒くて…」
××「ぁ、はい、とても寒い…」
××「じゃなくて…、分かりました。」
××『意外と薄いコートなのかな…?』
扉)ガチャン
私が先行し、開扉した。
すると彼女は先程より、目を大きく見開き、
しかし、其の眼は淡色で、美しく、
私もつい見入ってしまう程の
綺麗な瞳でした。
太宰「ほーら、中も広いでしょう?」
××「す、凄いです…こんな綺麗な建物も、」
××「こんな清潔な部屋も…初めて入りました!」
太宰「そうなのかい?」
××「はい、」
××「矢張り、貧民街だと、大体が小蝿で…」
太宰「…あー、其れは分かる、 」
太宰「めーっっちゃ分かる!」
太宰「私も、一度、彼の擂鉢街 には足を踏み入れたことがあるのだけどね?」
××「え?! そうなんですか?笑」
××「────? 」
太宰「────── : ──笑」
知らぬ間に、話をしていた。
素性も名も知らぬ、一人の少女と、二人で。
でも、不思議と安心感がある。
親に、抱擁される様な、そんな感覚さえあった。
太宰「名前を憶えてないって、 先刻 君は、 云っただろう?」
××「あ、はい、云いましたが…」
太宰「名前が分からないなら、君も会話をするのも大変じゃあない?」
××「、、、どうなんでしょう…」
××「之迄、他人と会話をしてなくて、」
××「寧ろ、その所為で殴られたりもして…笑」
××「けど、元々 痛みを感じにくい体質なのか…」
××「殴られるのも慣れちゃって、、でも……」
××「独りなのも、殴られるのも怖くなって 逃げ出して、」
××「自殺迄もしようと思い、一度試みてみました。」
太宰「…それで?」
××「それでも、、死ねなかったです。」
××「ナイフで腹を貫こうとさえしたのですが」
××「その直前で手が止まったんです。」
太宰「死ぬのが怖かった、ということかい?」
××「分かりません、でも、自分は死ぬのは怖くなかったんだと思います。」
××「手が止まった時、波紋みたいな、 不思議な物が出てきて、」
××「何か、身体に痛みがはしった後は何も…」
××「そこからも記憶が曖昧で……」
太宰『波紋、ねぇ…』
太宰「君は正しい、それで良かったんだ。」
太宰「今は、その謎の波紋、とやらに感謝した方がいいと思うけどね。」
太宰「じゃなければ、こんな美しい出逢いは 無かったッ!」
太宰「……が、まあ、其れでも未だ死にたいと思ってしまうのなら、私と心中しないかい?」
太宰「その方が、独りで逝くより怖くないでしょ?」
××「!」
太宰「だから、それ迄は」
太宰「私は君の自殺は反対するかな。」
太宰「でも、未成年の子と心中となると、」
太宰「探偵社が叩かれてしまいそうだ 笑」
××「……………」
××「なら貴方が柵に乗り込んでいたのは?」
太宰「あっ、バレちった☆」
ちょっと睨まれてしまった。
太宰「…な、なーんてね!笑」
太宰「私は、けして死のうとはしてないよ。」
××「じゃあ 何で…」
太宰「ふっ、それはね…」
太宰「特に理由は無ーい!」
××「、、、、、、はい?」
太宰「別に、自殺に理由なんて要らないよ。」
太宰「それゃ、私は君と同じ理由で死にたい訳じゃあない。」
太宰「でもね、私は、」
太宰「過去の名残で死にたいのさ。」
××「………ぁ、」
太宰「狂人でも変人でも好きに呼んでもらってもいいんだよ〜?」
××「え?」
太宰「こう見えて、自殺マニアだからね!」
××「……………………」
××「今の話、かなり簡易化してないですか?」
太宰「んふふふ、なーんだ、分かったのかい?」
太宰「確かに、君の言うとーり、結構はぐらかしたかも。」
××「な、」
なんて揶揄ったり、何やりで、少し時間が経ち、
彼女の名前について、考えようとしました。
××「………ぁ、あのっ」
太宰「?」
××「太宰さんって … ッ、呼んでも」
××「良い、ですか?」
太宰「!、、ふふっ」
そう訊くなりして、自分で顔を赤らめていた。
少し、可愛げのある、可憐な少女の様に。
太宰「嗚呼、勿論 良いとも。」
××「!! 、、ぇへへ…」
××「じゃあ、早速なのですが、太宰さん」
××「私の、な っ…を、、」
太宰「?、、済まない、」
太宰「よく聞こえなか…」
バタッ…
太宰「…った、、」
太宰「?! 」
すると一瞬間のうちに、彼女は消え、
何処かと探し、辺りを見回した。
「下」
床に倒れ込んでいたのだ。
よく見ると、頬が火照っていた。
太宰「之は、熱…?」
初めて、4000文字、超えたかもです?
××ちゃんが言ってた通り、結構話も簡易化されて るですね、、語彙力・作文力共に無いのがつらいです😭 自分、書いては消し、書いては消しの繰り返し みたいなことをずっとしてるので… ノベルを描くのがド下手なんですけど 之でも頑張った方だと思うんですよ、?
だから、 続き読んで下さる人が居たら嬉しいです.ᐟ.ᐟ
次回は、××ちゃんの名前決定会です。
(おもむろに太宰さまが決めてると思いますけど)
済みません、
♡820↑で続き出します。
コメント
10件
え?待って普通に大好きなんだけど??? 毎回思うけどりんねちゃんの言葉選びのセンス天才すぎない??才能分けてくれ??? 点数とか100点以外の何者でもないんだけど…もっとあげたいくらい… 続き待ってるぜ♡(((殴
やっぱりんねちゃん小説書くの上手すぎない??😭✨