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kn side
学校から出るとレウさんが居た
ru「何処怪我したの?」
kn『腕、血が出てる』
ru「っ!…見せて」
パーカーを脱ぎ、袖を捲ると血だらけの腕が見えた
レウさんが素早く腕を消毒し、薬を塗り包帯を巻いていく
さすがだ
nk「きんとき速いよっ…え!?」
包帯を巻き終わって袖を元に戻したところでnakamu達が追いついて来た
kr「どうした?」
sm「知り合いか?」
br「なんだなんだ〜」
ru「友達?」
kn(頷く)
ああ、見られちゃうなぁ
腕だけは隠さないと
nk「きんとき?パーカーは?」
nakamuは知ってたっけ
kn『濡れちゃったから』
そう言って手に持ったパーカーを見せる
みんな固まっている
それもそうか
ru「でも、きんちゃんに友達ができるとはね、らっだぁが知ったら喜ぶよ」
nk「どうでしょうね、らっだぁさんなら逆に悲しむんじゃないですか?」
ru「有り得るなぁ」
br「らっだぁさんって誰?」
kn『僕のお兄ちゃんだよ』
kr「兄弟いるんだ」
kn『うん』
md「マダイタノ?ア、レウサン」
sh「司書さん?」
ru「緑くん、仕事は終わったの?」
sm「知り合いだったのか?」
md「ウン、ソレニシテモ、キンチャン真ッ青ダネ」
仕方ないじゃん
みられたくなかったんだし
ru「そろそろ帰らないと」
kn『またね、みんな』
いつもより大きく手を振る
意外と話せたりするのかな
いつか、普通になりたいな
なんてねっ