ほわ……!!
700いっちゃいましたね…!
ありがとうございます!
てか全然今日投稿できました!
ATTENTION⚠️
●鳴保結婚しました
●キャラ崩壊
●鳴海の捏造設定
side【鳴海】
とある休日。
本来は家でゲームしたいのだが、
「鳴海さん!あれ楽しそうです!」
そう言いながら笑顔で子供のようにはしゃいでいるのは、ボクの愛しい恋人。
…いや、もう夫か?
その夫に連れられて有名な遊園地にやってきたのだ。
「鳴海さん?」
不思議そうにきょとん、と見つめられる。相変わらず細目だから開いてるのかわからない。
「すまん、ちょっと考えごとを」
「珍しいやないですか、考えごとなんて」
「まぁ」
「不思議なこともあるんですね」と保科は微笑みながらボクの前を歩く。
「で、あれ乗ってみたいです」
そう言い目をキラキラ輝かせてジェットコースターを指さす。
「…あれ、高いやつじゃないか」
「いいやないですか、楽しそうですよ。もしかして鳴海さん、高所恐怖症なんですか?」
「うぐっ、…んなわけねぇだろ!」
その一言を待ってたのか、ニヤリと悪い笑みを浮かべた。
「なら鳴海さん、あれ乗れますよね?」
「う”わぁぁぁぁぁあ!!!!」
「あははっ!やっぱ鳴海さん怖いんじゃないですか!」
「やめろぉぉぉぉぉぉぉお!!!!しぬ!!」
「ひーwそんな簡単にはしにませんから!!お腹痛いw」
「しにたくなぁぁぁぁい!!!」
「あっははは!!」
しぬかと思った……
息を切らしながらそう言うと、保科がまたあははっ、と笑い出す。
さっきからずっと笑ってるなこいつ……
「鳴海さんといると楽しいです」
そう言ってにこ、と笑う。いつもの細目がもっと細くなる。
「ふ、当然だろ。これも計算内だ」
「いや嘘つけ」
次はなに乗ります?と保科が楽しそうに呟く。
「あれ乗るぞ」
ボクはそう言ってコーヒーカップを指さした。
「えぇ、あれ目回るやつやないですか」
「お前さっきボクに散々ジェットコースター乗らせただろ」
「…もー、しゃーないですね」
早く乗りますよ、とボクの手を引いて歩く。
「うぉぉぉお回せ!!」
「ちょ、あんった、目ぇ回るわっ!」
「ふはははは!!」
さっき散々振り回されたから、次はボクが振り回す番だ!
そう叫びながらぐるぐると自分たちが乗っているコーヒーカップを回す。
やめろあほ!と保科が叫ぶ。
「あれって鳴海隊長だよね?」「保科副隊長も一緒?」「仲いいのかな」
なんて声が周りから聞こえたが、そんなのどうでもよかった。
「はぁー、はぁーっ、楽しかっただろ、!」
「はぁーっ、はぁー…疲れたわ!!」
2人して息を切らす。はぁはぁ、とさっきので体力を使い切ったのか、保科は近くにあったベンチに座り込んだ。
「っも、動け、へんっ、……」
「ボクも、だっ……」
へとへとになりながら保科の隣に座る。そして目の前のクレープ屋に目がついた。
「…あれ、食うか」
「確かに、お腹空きましたわ……」
「買ってくる、お前どうせモンブランだろ」
「当たり前じゃないですか…お願いします」
「いらっしゃいませ」
キッチンカーから出てきたのはボクらと同年齢くらいの男性だった。
「ご注文は?」
「これと……そうだな、これで」
「かしこまりました」
そう言って一礼し、男性はキッチンカーの中へと消えた。
数分後、いい匂いと共に男性がキッチンカーから顔を覗かせた。
「はいどうぞ、お2つですね」
「あぁ」
「またのお越しをお待ちしてます」
男性が小さく手を振る。思わず振りかえした。
「買ってきたぞ」
「ありがとうございます」
ボクからクレープをもらってすぐ一口。
「モンブラン美味いか」
「!美味しいです!」
顔がぱっ、と明るくなる。「鳴海隊長も食べてみてください!」と言うので大きくかぶりついた。
「ん、美味いな」
「やろ!?あっこのケーキ屋と同じくらい!」
「ボクはケーキ屋のモンブランの方が好きかもな」
あっこ美味しいですもんね、と言いながらもぐもぐと食べ進める。
「そういえば鳴海隊長、何頼んだんです?」
「あー、チョコバナナ。当店1番人気って書かれてたからな」
「チョコバナナ……ちょっと気になります」
「食べるか?」
いいんですか、と期待の眼差しで見つめてくる。
「構わん」
「…じゃぁ、遠慮なく」
クレープを保科の方に向けると、かぶ、とかじりついた。
「こっちも美味しいですね!」
にこ、と笑顔で話す。その様子をみてボクも微笑む。
遊園地はまだ、始まったばかり。
【追記】忘れてましたが♡100でお願いします
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