█████ に 関しての 記録帳
今日から 、 █████ のことを 書き綴ろうと思う .
特に始めたことに 意味はない . 日記に 書くのは 気が引けたから 、
なんとなく 原稿用紙に 書いてみた .
もしかしたら 、 この原稿用紙が 本になって出版され …
なんてことはない .
なぜなら 著者 も 又 、 人外で あるから .
1 . 「 人外は 差別用語 」
人外を 人外というのは どうなんだという問題 .
こういう生産性の ない 、 名前のない議論みたいなのを █████ は 好む気がした .
「 それを 人外に 聞きますか ? 」 と 言われたけど 、 少し考えた後
「 人外が いいって 言ってるので 、 別にいいと思います . 」 と 返された .
そりゃそうだ . 外野があれこれ言ったって 本人がいいと言っているのだから .
真っ当な答えだ 、 と █████ に 言うと 、
「 … 人外の 好みでは ありませんでしたか ? 」と 言ってきた .
少々生意気だが 、 その言葉に 少し 可愛げがあったので 今日は許す .
2 . 「 あなたの犬になりたい 」
「 主人 の 犬になりたいです . 」
なんてことを 言ってきた . 変なものでも 食べたかと 聞くと
「 言ってみたかっただけです . 犬にはなりたくありません 」
先ほどとは 違って 可愛くない . じゃあ 何になら なってくれるのか と聞いたら
「 … 主人に 言われたら 、 何かしらには なりましょう 」
やはり █████ は 犬みたいだね .
3 . 「 この 世界が 滅びれば 」
「 この 世界が 滅んだら どうするか」 またもや 意味のない話である .
そんなことを 考えても仕方ない という 分かりきった答えは 切り裂いて ゴミ箱に 投げ入れる .
█████ は 、 「 そんなことを 聞いてどうする気だ 」 と 、
先ほど 自分が 捨ててきたばかりの 答えを 丁寧に 拾って 読み上げた .
何もしない 、 ただ聞いてみたい 。 素直に 問いかけてみると
「 世界が 新しい世界を 作ってくれるでしょう 、 」
何を 分かりきったことを 、 と ため息を 吐かれた .
だから █████ は 可愛い . ただ 、 馬と鹿の 間子 ですか ? と 言われたのは 許していない .
コメント
3件
考察いっぱいできる感じの作品が大好きなので大好きです
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! へぇー…2人とも人外なんだね!!! あら、結局は犬っぽいのね!!!(?) うーん…可愛らしい⬛︎さんかー… その人は世界を作れるのか?(?) いや、語り手が作れるのか?(え?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!
果たして…一体████とは誰なのだろうか……謎が深まります!