私は愛されたかっただけ。愛されたい。愛してくれればこの人生悔いは無い。

愛されたがりの少女

私は昔から親には愛されなかった。

もしかしたら私は親に愛される資格が無いのかもしれない。

褒めて欲しい。もっと私を見てほしい。

愛して＿誰か＿私を愛して＿

そんな時、一ノ瀬和樹と言う人に出会った。

私はその人が親の代わりに愛してくれた。

彼は優しくて大好きだったんだ。

＿＿けど、彼はいつからか私の所に来てくれなくなった。

探しても、いくら探しても彼は居ない。

あなたに会ってからは、幸せだったんだ。

そう、一ノ瀬菜乃葉に会ってからは。

私は運命かと思った。何せ、一ノ瀬和樹と一ノ瀬菜乃葉。2人の苗字が同じなのだから。

だからきっと貴方も愛してくれる。そう思った。予想通り、菜乃葉は私の事を愛してくれた。

あの日、あの時までは＿＿