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███のダメな子ちゃん。Life past
チャプター5楓奈 椎称
⚠️めっちゃ長いです 分かりにくいかも
この世界を一言で表すなら“屑”だ。
理不尽なことで怒られ、見た目で判断され、
ありのままの自分すらも許されない。
そんな世界が嫌い。
私の母親はとても優しかった。
いつも私を気にかけてくれて、いつかこんな母親になりたいと思った。
……あの日までは。
私は小4の頃、母と買い物に来ていた。
すると、万引きをしている子供がいた、
それを注意するように母は言った
定員さんが来て、状況を説明しようとしたその時、
子「定員さん!この人万引きしてました! 」
母「え?」
定「お前が万引きしたのか!」
母「いや、私はッ!!」
定「子供が言っているのだからそうだろう!!嘘をつくな! 」
こうして母は逮捕された。
いや?なんで?
何もしてないのに?注意しただけなのに?
監視カメラだってあったのに?
なんの証拠もないのに?子供が言ったらそうなの?
なんで?なんで?
その後はただの不良になった。
毎日人を殴って蹴って叩きつけて。
そんなんだからクラスの子は私を見た目で判断した。クラスの花瓶が壊れた時。私はやっていないという証言も出た。アリバイもあった。なのに私が犯人となった。
意味がわからない。なぜ?そこまで私を犯人にしたい?……屑だなぁ……
ある時、私は人を殴っていた時、運悪く、急所を突かれ倒れ込んでしまった。
……あぁ、もう終わる。
そう思った時
「あんた達!なにやってんのよ!」
「お前には関係ねぇだろ!」
「先生〜!!ここで殴りあってます!」
「チッ覚えとけ!」
「あなた、大丈夫?」
「……んぅ……?あなたは……? 」
「あぁ、私?私の名前は夏目緋音!!
……って!自己紹介してる場合じゃない!
来て!」
「??」
その子は「夏目緋音」と名乗った。
そう思ってるうちにある教室に着いた。
「夏鈴〜!!ちょっと治して!」
「おぉー!緋音!……って治してって何? 」
「この子、不良と絡んでて、倒れてたんだよね、」
「どれどれ……って酷い傷!今治すね。」
夏鈴……?といった子はロッカーから救急箱を取り出した。そして私を治療し始めた
「それにしても、あなた、名前は?」
「……楓奈椎称……」
「じゃあちねちゃんね、」
そんな勝手に決めるもんなの?
「よし!でした!どう?痛くない?」
「はい、大丈夫です。…それにしてもすごいですね、」
「まぁね、」
「みんな救えそう……すごいですね、」
「っ……」
?あれ?なんか苦しそう?気のせい?
「夏鈴ー!自己紹介したら?」
「……ぁ、そうだね、私、時澤夏鈴って言うの!……みんなを救いたいんだ〜!!」
……あれ、また。なんでだろうな?
「ええっと……よろしく?」
「よし!じゃあうちら3人でズッ友ね!!」
「ええっ!!」
「もぉ〜椎称!また喧嘩したの?」
「だってぇ……」
「だってじゃない!もう中学生なのに、 」
「ごめんてぇ、」
「やっほ!」
「緋音ぇ〜また椎称喧嘩してきた〜!!」
「またァ?ほどほどにしなね?」
「はぁい。」
こんな日が続ければいいのになぁ……
こうして翠蘭中学校吹奏楽部
トロンボーン演奏者として
楽しい1日が始まろうとする
チャプター5 楓奈椎称
不良のダメな子ちゃん。
コメント
4件
過去が辛くて泣けます…
昨日投稿出来なかった〜!ごめん!