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うっ、、、!
激しい眩暈と共に起き上がる
また、始まるんだ…
私の生活は、いたって普通だった。
私は、女子高校生のミカ。
普通の私、普通の学校、普通の家、普通のJK生活。
何一つ変哲のない、普通の学生だった。
あの時までは…
〜半年前〜
お父さんに言われて、私はここに来た。
「大きいなぁ。ここが政府か。」
連れてこられたのは政府が支配している大きな建物だった。
ここに来るまでの道中、お父さんは、不気味なほど喋らなかった。
何かある事は覚悟していた。
中に入ると、その建物の中で1番大きな部屋に案内された。
いろんな料理が出てきて、お腹いっぱいになった。
しばらくすると、この国の大統領が来た。
そして言う。
「お前にこの国はかかっている」
どういう意味だと、尋ね返す前に、大統領はどっかに行ってしまった。
お父さんに聞こうと思って、お父さんの方を見た。
だけど、それはできなかった。お父さんは、そこに居なかった。
そこからだった。私の日常が崩れたのは。