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今日(2025/05/19)は涼ちゃんの誕生日!!
🎹💛↪︎藤澤涼架(涼ちゃん)🎤❤️↪︎大森元貴(もっくん)🎸💙↪︎若井滉斗(ひろぱ)
🎹💛
「「お誕生日、おめでとー!!!」」
去年の深夜0時、2人は僕の誕生日を祝ってくれた。
“去年”は、祝ってくれた。
でも、今日は…
「ねぇねぇ元貴…?」
「何?」
「てかさー、若井聞いてよー!」
「…、」
「ねぇねぇ、わ、若井?」
「ん?」
2人とも、僕に素っ気なさすぎるよ…
僕、なにかしちゃったっけぇ…、!?
これ、僕が悪いやつだよね?
…、ッ
「2人、ちょっとトイレ行ってくるね、!」
そんな嘘を吐いて、泣く為にトイレに隠れた。
🎤❤️
今日は、涼ちゃんのたーんじょーうびー!
てことで、祝いたいんだけど…
ちょっとサプライズをしたい!!
「てことで若井、なんか案。」
「はぁ!?俺?」
「お前以外に誰がいんねん」
「確かに。」
若井に案を出させた。
「誕生日忘れたドッキリ?」
「確かに、てかそれやろ!」
で、今この状況。
涼ちゃんに話しかけられたら軽い反応しかしない。
でも…
「「流石にやりすぎた?」」
「涼ちゃん、絶対今泣いてるよね…若井どうすんの、!」
「、…謝るしか。」
いつもより気弱に話を返す若井。
「でも、日越す前に戻ってきてくれるかな…?」
「…それはわからん、」
「でも、涼ちゃんを待と!」
「うん、!」
🎹💛
「…ッ、グスッ」
最年長なのに、みっともないな…
「時間…」
そろそろ日を越す頃だ。
最後の希望をかけるか…?
「ッふぅ、大丈夫、では無い気がするけど…」
ガチャッ
僕は、気づかれないように楽屋に戻った。
🎸💙
涼ちゃん…もう日越しちゃうって…
コツ…コツ…コツ…
「「ハッ!!」」
2人の息が重なる。
「もう、お誕生日おめでとうって言っちゃう?」
「、そうしよ!あ、俺、クラッカーある!若井いる?」
元貴、準備良すぎんだろ。
「あ、ちょうだい」
「ん、」
ガチャッ
「ただいまっ…」
「「お誕生日おめでとー!!!」」
「ふぇ、?」
涼ちゃんの目が、丸く見開かされた。
「だって…僕なんかしちゃった…でしょ、?」
あー、相当思い詰めてた系、?
涼ちゃん、ガチでごめん…
「なわけないでしょー!! 全部嘘だってば!」
元貴がそう言うと、涼ちゃんはさっきまで
泣いていたであろう目に 再び涙を浮かべた。
「…グスッ、ありがと、!」
涼ちゃんのこの言葉で、楽屋はとても賑やかになっていった。
𝑒𝑛𝑑.
コメント
2件
見るの遅れたぁぁぁ!ごめん(笑)💦 忘れた系からのドッキリ系成功✨✨✨最高〜〜!!!!w