OD表現 〇
嘔吐表現 〇
なんでもいい方だけ呼んでください。
3152文字あります。長いです。
「…はぁ - っ」
ひとつの部屋から大きなため息が聞こえた。
まひと「てるちゃん、そんなため息ついてど - したの、?」
てると「いや、編集なかなか終わらなくてさぁ、」
なんだ、そんなことか。
まひと「あ - 、てるちゃん毎日投稿頑張ってるもんね、」
てると「うん、 あと前回放送で荒らし来ちゃってさ - 。」
てると「放送来てくれてる子に迷惑かけちゃったんだよね、」
そんなこと僕にとっては当たり前だよ。なんてことは言えなくて
まひと「ん - 、新田さんとか、STPRのスタッフさんも悩んでたもんね - 、」
まひと「まあ、僕たちは放送を見に来てくれてるりすな - さんに楽しいを届けられたらいいと思う..!」
てると「うん、そうだよね..! なんか元気出た!ありがとうまひちゃん!」
僕はみんなより人1倍頑張らないと、みんなに見て貰えない。
ぱっと考えて思いつくのは
ばぁうくんは、「声」 そまちゃは「歌唱力」
てるちゃんは「ゲーム」しゆちゃは「顔」
ゆきむは「トーク力」
ぼくは元々声がコンプレックスだった。
声変わりが来なくて、声が高いまま。
人の前では声を出すことが恥ずかしかった。
ぼくは別に、そまちゃみたいにすごく歌が上手いって訳でもない。
ゲーム実況者とはいえ、てるちゃんと違って毎日投稿もしていないし、決まったゲームじゃなきゃ、動画も伸びない。
周りからどう思われてるのかはわからないが、しゆちゃよりかは顔も整っていない。
ぼくにトーク力なんてあるわけが無い。語彙力皆無。
それ以外、僕には何が残っているのだろうか。
あんなに大好きだったゲームでさえ、最近は興味がなくなっていて
気づけばゲームにお金を使うのではなく、薬や刃物にお金を使っていた。
てると「まひちゃんと話してたら編集すぐ終わった!」
てると「この後どこかご飯でも食べいく?」
てると「てるとさん死んじゃいそうなくらいおなかぺこぺこだよ、、」
まひと「ごめん、編集残ってて、」
てると「終わるまで待ちます」
まひと「いや、お家でやりたいなぁ、」
てると「ええぇ、泣 そまちゃでも誘うか、よし」
まひと「じゃあもう帰るね、!」
まひと「編集付き合ってくれてありがとう!」
てると「こちらこそ!気をつけてね!」
タクシーで帰ることにした。
でも目的地は家じゃなくて、この辺で1番大きい薬局。
薬を買う規制が厳しくなったらしく、緊張しながら店内へはいる。
店員「いらっしゃいませ - 」
まひと「これ、お願いします、」
店員「メジコン40ですね、こちら薬剤師からの説明が必要ですので呼ばせていただきます。少しお待ちください。」
薬剤師「失礼します - 。 こちら副作用が強く出るお薬ですので注意事項読まさせていただきます。」
薬剤師「まず、服用される方はどちらですか?」
まひと「あ、ぼくです。」
薬剤師「どういった症状で服用されますか?」
まひと「えと、ちょっと前から咳が出てて、」
薬剤師「そうでしたか、他に服用されているお薬などございませんか?」
まひと「ないです」
薬剤師「承知いたしました。量を必ず守って服用してくださいね。」
まひと「はい」
店員「お大事になさってください。 」
話してる間心臓がドクドクうるさくて、店員さんにまで聞こえてるんじゃないか心配だった。
でも、無事に薬を買えたのだからこれから家に帰ろう。
ゆきむら「あれ、まひとじゃん」
まひと「うぇ!?ゆきむ!?」
ゆきむら「ここの薬局よく来んの?」
まひと「ん - たまに、?汗」
ゆきむら「ふーん。 何買ったの?」
まひと「いや、そんな買ってないから、!笑」
まひと「ゆきむは何しに来たの?」
ゆきむら「ん?ゆきむら?薬買いに来た」
まひと「そうなんだ! じゃあ僕帰るね、」
ゆきむら「すげえ急いでんね」
まひと「ん、!あ - ちょっと用事あるんだよね!」
まひと「てことだから、ばいばい!」
ゆきむら「え?あぁうん。」
外でメンバーに会うなんてめずらしい。
でも、薬を買ったことがバレそうで危なかった。
まひと「ふぅーっ、」
やっと家に帰ってこれた。
そらぴ「にゃ ~ ん、」
まひと「んわっ、なぁに甘えたいの ~ ?」
まひと「僕がおくすり飲んでからあそぼうね ~ 」
そらぴ「んにゃっ シャーッ」
まひと「ちょっとぉ、怖いからやめて ~ ! 笑」
まひと「こっち見ながら睨んで、どうしたの - ?」
そらぴは僕が手に持っている薬のシートをじっと見つめて威嚇していた。
もしかして、僕が”いけない事”をするっていうのがわかるのかな、?
まひと「…前みたいに沢山飲まないから..ね?」
まひと「10錠だけ、」
前回 一気にメジコン80錠 処方薬を40錠ほど飲んでしまった時があった。
本当は胃洗浄しないといけないレベルだが、自分で薬を飲んだのに病院に行くなんて迷惑だと思ったから救急車も呼ばなかった。
まひと「ねえ、いいでしょ?」
まひと「ぼく、もう我慢できないの、」
まひと「1ヶ月も我慢したんだよ、?」
まひと「あッ、そらぴなんでそっち行っちゃうの、?」
…
まひと「そっか、そうだよね。」
まひと「 ダメって言われても僕はいけないことをしようとしてるんだからそらぴに嫌われてもしかたないもんね。」
まひと「こんな飼い主でごめんね」
まひと「ぼくも、早くうごくちゃんに逢いに行くから。」
まひと「でも、ぼくはうごくちゃんのいる天国には行けないか、笑」
もうなんでもいいっていう気持ちになって、
20錠飲んだ。
飲むペースが遅すぎて、10錠飲んだら辺からふわふわしだして楽しかった。
テンションが高くなって、家にある大きなスピーカーで音楽をかけ続けた。
普通に聞いている時より音がクリアに聞こえて楽しかった。
全部が楽しいだらけ。凄く幸せだった。
でも、楽しかったのは2時間ほどでその後からめまいと震えと吐き気が襲ってきた。
寒いわけじゃないのに体全体が震えてとくに、唇の震えが凄かった。
吐き気がする。目眩がする。気持ち悪い。
まひと「きもぃわぅい、フラフラ」
まひと「おぇッコポッビチャビチャ」
なぞ「にゃう - ? 」
まひと「んふッまら飲んれいいもん、ね」
何も考えられなくなった。
体は気持ち悪いのも、ふわふわも、ある。
でも、頭の中はまっしろで、なにもなかった。
まひと「んぐッ!?」
吐いたものが喉に詰まった。
息ができない。くるしい。死にたくない。
「 死にたくない。」
これが本当の答えだった。
人間誰しも、死にたいと思ったことはあるだろう。
でも、死ぬ際には「死にたくない。」と思う。
死にたくないけど、あの子に逢えるのなら死にたい。
何が正解なのかは全くわからないけど、
意味わかんなくてごめんなさい
あと、まひとくんがそらぴのことそら~って言って呼ぶの好きなんですよね。誰かわかってください。
コメント
3件
ほんとに3152文字ありました?めっちゃあっという間だったんですけど そらーって呼ぶの可愛いですよね!