わ……!!
もう500ですか、ありがとうございます…!!
コメントもしてくださりありがとうございます!これからも頑張ります…!
一応話は続いてます
ATTENTION⚠️
●鳴保付き合ってます
●キャラ崩壊
side【鳴海】
保科に告白してから1週間。
なかなか忙しくて2人だけの機会が取れずにいた。
(これ、せっかく買ったんだがな……)
ボクはそう思いながら小さな黒い箱を取り出す。
結婚指輪。
保科に「高いの買ってやる」と宣言したため、ちゃんとブランド物の指輪だ。
その証拠に、箱には有名ブランドのマークが描かれている。
大金叩いて急いで買ったものの、渡せずにいるのだ。
「もうどうせ第3部隊に乗り込むか…?」なんて考えたが、流石に保科に迷惑をかけてしまう。
どうしようか、と思っているとスマホに通知が届いた。
見てみると、『保科』の文字が。
急いでアプリを開くと、ただ一言
『今日、午後6時からなら』と書かれていた。
すぐさま『わかった。待ってるぞ』とだけ送りスマホを閉じた。
あいつ、どんな反応するのかな。
「ふ…」
保科の間抜け面を想像して思わず笑みが溢れた。
「すみません、遅くなりました」
午後7時30分頃、玄関が開く音と共に保科が駆け込んできた。
どうやら帰ろうとしたら怪獣に対峙したらしく、予想以上に時間がかかってしまったとのことだ。
「構わん、それより飯だ」
「んもー、手伝ってくださいよ」
そう言ってエプロンを付け出す。正直、夫婦感があっていい。
「…なににやついてるんですか」
「いや、別に?」
可愛かった、なんて伝えればどんな反応をするのだろうか。
「保科、渡したい物がある」
ご飯を食べ終わり、風呂にも入った。
タオルで髪の毛を丁寧に拭いている保科を横目に、ボクはこそっと例の箱を後ろに隠して持つ。
「えぇ、なんか怖いわ…w」
なんて言ってる保科の前で座る。恋愛映画とかでよく見る、膝を曲げた座り方。
「……え」
保科も察したのか、顔がみるみる赤くなっていく。そんな様子も愛おしくて。
隠していた箱をそっと開け、保科に見せるようにして。
「ボクと、結婚してくれ」
なんて言ってやった。
もちろん、保科は自分が想像した通りの間抜け面をしていたわけで。
けど、嬉しそうに微笑んだ。目には涙が浮かんでいる。
「ちゃんと幸せにしてくださいよ?」
「前にも似たようなセリフ言ったな?」
「ふふ、そうやね」
保科が微笑む。それを見て、ボクは保科の左手を取る。
そっと手にキスを落とし、薬指に優しく指輪をはめる。
「結婚してもたなぁ」
「する気なかったのか」
「恋愛なんかいらへん!って思ってたから…」
「ふ、可愛いやつめ」
そう言って微笑むと、「可愛くあらへんわ!」なんてギャーギャー騒ぎ出す。
後で祝福パーティーを開けなければ。
ボクらの、記念すべき日に。
コメント
10件
とっ、尊ぉ…!! 絵も上手で文を書くのも上手って神じゃないですか!!尊敬です✨
尊い!!!
ふわぁぁぁぁ最っっっ高ですよ!!!!!大好きです!