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コメント
3件
え、悲し、、、
五話れっつご〜
聞いて!僕、しょーがくせいになったの!
そうこむぎに教えてあげる。
今日からしょーがくせい。少し大きめなランドセルを背負って
「こむぎ、どう?似合う〜?」
「わんっ、うぅ〜」
いつもと見慣れない格好しててビビってて、
なかなか慣れないこむぎ。
ランドセルを見る度に唸ってて、うるさくて寝れなくて。
しばらく寝不足だったかも。
そんな、小学一年生のころ。
僕とこむぎが七歳になった。
それから半日…。
僕はお母さんに留守番を頼まれているところ、
友達から遊びの誘いが来た。
断り切れなくて、遊びに行ってしまった。
…床にチョコがあるにも関わらず、片付けずに。
急いで家から帰ってきて、お母さんはいなくて。
こむぎもいない。
何だか嫌な予感がすると思って、リビング2あった手紙を読む。
『動物病院にいます。』
僕は無我夢中で家を飛び出し、
家から走って10分の病院に五分で着いた。
「はぁっ…はっ、お母さん、こむぎは?!」
お母さんは首を横に振る。
「こむぎ…?!嘘でしょ…!」
僕は最低な飼い主だった。
こむぎのこと、きちんと見れてなかった。
死因は誤飲。
僕が食べてたチョコを食べた。
僕が伝えたいこと
犬を飼うときは、必ず、自分よりも早く年を取って、亡くなってしまうことを、覚悟してほしい。
犬を飼うときは、最期まで責任を持つ。犬の最期まで、見届けて上げてください。
犬を留守番させるときは、床に物は置いたままにしません。
僕が過ごした犬との7年間。終わり