「あ、ちょっと菜乃葉!」
ボクは昔から一人称が『ボク』だったのでは無い。昔は『私』だったんだ。
そんな私は中学3年の時に恋をした。
恋愛対象は女の子だ。別にキモがられても仕方ないと思っている。
__君なら裏切らない。そう思っていたんだ。
「ねぇ夏希」
「ん、どしたの〜?」
「私さ、」
「え、なになに急に、どうしたの?笑」
「夏希のことが好き。付き合って欲しい。」
ボクは勇気を出して告白をしてみた。
けど君はボクの事を馬鹿にし、皆にボクが夏希に告白した事も晒しあげた。
君なら_。と信じたボクが馬鹿だったのだ。
永遠に菜乃葉との関係がそのままだった、それでいい。そう思っていた頃の話だ
私は、ついこの前好きだった人に告白された。
「夏希の事が好き。付き合って欲しい。」と言われた。だけど、女の子同士で付き合うなんて。
そう考えてしまうんだ。
私は菜乃葉の隣にいれるんだったらモブキャラでもなんの役でもいい。この関係がずっと続いて欲しかったんだ。
けど、同性の恋愛に否定的な友達が菜乃葉が私に告白しているところを見てしまっていたんだ。
その友達が見ていなければ、私はOKしたんだけど、でも友達がみているところでOKしたら私はハブられるし、虐められるかもしれない。
だから、菜乃葉に酷いことをしてしまった。
いつか謝りたかった。けど、もうそんなに時間はなかったみたい__笑
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