ちょっとした物語

俺は”友情”を優先するか、”愛情”を優先するか

決めなければならない。

よく友情か愛情かを考えさせる話はこれだろう。

友達が「私〇〇君好きなんだよね」と言っていた 私も好きなのに…。

友情だと友達の恋愛を応援し、諦めること。

愛情だと自分から告白し、付き合おうと考えること。

君ならどちらにする？

というものだ。俺も似たような事が起きていた。

「おい。」と不良から話しかけられた。

「なんですか？」と言うと

「お前〇〇と幼なじみなんだよな？」

「そうですけど…」俺の幼なじみの〇〇について何か思っているように感じた。

俺は〇〇が好きだから少し嫌な予感がした。

「〇〇は俺のことをどう思っているか教えろ。」

「幼なじみだからって全て知っているかは絶対

知ってるとは限りませんよ。」と言うと不良に何か言われそうで焦ったから、

「すみませんが、分かりません。」と答えた。

不良は予想以外の回答で、

「そうか、そりゃあエスパーでもねぇし分からねぇよな。すまん。」と言っていた。

「こちらこそすみません、。」

少し気まずかった。

〇〇は好きな人がいると予めに聞いていた。

「誰かは言わないよ」とわざとらしく言っていた

不良は〇〇が好きそうであった。

友達ではないが、ここでタイトルに戻る。

不良は逆らうことは不可能。

もし俺も好きと行ったら何言われるかは分からない。未来予知もできない一般人だからな。

俺の初めては〇〇がいい。これは”愛情”を優先するのと一緒のようなものだ。

でも、諦めて勉強優先か他の相手を探すことで、

“友情?“を優先している。

今までの中では難問である。

その事を友達Aに連絡した。

そしたらこの返信が帰ってきた。

「それは友情だろ？笑

   あの△△様だぞ？逆らえる訳がない。」

なんだよ笑って。

こっちは真剣なんだよ。こいつは信用ができない

から、友達Bに連絡した。

友達Bは良い奴だからよっぽどいいだろう。

「それは確かに難問だ。

   でも無理して決めるのも良くないと思うぞ。

   無理しすぎないように。俺は隠れて応援 してる

   からな相棒！！！」

思わず俺は涙が出た。

こんな返信が来るとは予想外だったからだ。

相棒も初めて言われた。嬉しかった、ありがとう

相棒、！

とりあえず俺は無理しないことを決めた。

ひそひそと恋愛を進めていくうちに、〇〇と

付き合い始めることになった。

大学を卒業し、社会人になって5年がたった。

結婚式をあげようか〇〇と考えていた。

ついに結婚をすることになり、

子供も産まれた。

俺は今、妻と子供に愛され、

幸せに暮らしている