目覚めると私は病室にいて、お見舞いに来たのかベットの端でゴーゴリが寝ていた。
「ったく、、、、こんな所で寝てたら風邪引くぞ」
中々起きないんだが、何か疲れてるのか?此奴。隈も凄いし偶には寝かせてやるか。
、、、それにしても、思い返すと3年前の事件は不可解だ
だって、両親を滅多刺しにしておいて、其れを一部始終見た私を殺さないなんて、、、可笑しくないか?
実を言うと両親と言いつつ、彼らも私と血の繋がった家族では無い。兄さんもだ。
事故で両親を無くし、長い間施設に入れられていた私を引き取ってくれたのだ
血は繋がって居なくとも、、本当の家族だった、、なのに、、、、それなのに、、、
「貴方は何にも知らなくて良いんですよ。」
彼奴がッ!!!ヒョードルがッッッ!!!私の全てを奪った!!
なのに、事件のショックか、幼少期の記憶が殆ど無く頼りに出来ない
だからあの事件以来姿を消した兄さんの居場所を調べる為、家族の復讐の為、、、私は警察官になったんだ、、
「はーッ、、、はっ、」
過去を振り返ると、それと同時に惨殺された両親の遺体がフラッシュバックする。
でも、それでも、思い出さなきゃ、、、いけないんだ、
大丈夫だ、、、、だってヒョードルは三日後に死刑になる、これで、全てが、、、終わる、
「そろそろ、計画を始めようか。
一家を一人息子以外皆殺しにした殺人犯、フョードル・ドストエフスキーの脱獄ショーを。」
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コメント
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んんんん!!?むっずかしい…!ドスくんまだ生きてたんだ……本当にシグマくんのお兄さん誰!!?全く分からない…!