ただひたすらに癖をぶち込んだありのままの作品
attention
水赤¦1部桃赤¦監禁¦性処理表現¦暴行描写¦水かなりの屑書き¦3end→選択式¦バッドエンドのみ
水:赤の事が好きすぎて思い立った欲のまま監禁してしまう。自分の手の中に置いておくことで精神を安定させる傾向が強い。また逃げ出さないか不安なあまり手を上げることがやや。
赤:水に対し愛情を持っているかは不明 ( 作品を読む上で分かる ) 。都合よく扱われているのは承知済みだが事情があって離れられない
※視点交代あり
「 愛が伝わらなかったので監禁した18話 」
水side
―――
赤「 いむ…?」
少し震える芯の通った声が僕の名前を呼ぶ。
彼女の薄く白い肌には僕が愛と語った噛み跡と赤いアイの印が刻まれ、その数は独占欲に負けた数。
だが彼女はそんな印も無いかのようにだらしない格好で一点を見詰めていた
水「 んー?どうしたの?」
むくっとベッドから起き上がり、四つん這いで床を這い僕に近寄ってくる。
少しおどついた表情を浮かべ、瞳孔は小刻みに震えており、まるで何かに怯えたような様子だった。
赤「 …出かけるの?」
僕が着替えていたから聞いたのだろう、分離不安症の飼い犬が擬人化し、飼い主へと問いかけている状況と同じ。
水「 …ちょーっとね、友達と出かけてくるだけだよ 」
出かける、そんな言葉を聞いた途端りうちゃんは少し目を見開かせる。
そのまま立っては傍につき、袖を摘みながらりうちゃんは頭を僕の肩に乗せてきた。
赤「 ……りうらを置いて行っちゃうの?」
赤「 ソレってりうらより大事なものなの…? 」
きゅる、と否定気味に上目で僕を見詰める
ここまで我儘な性格だっただろうか、前まではあんなにもツンケンしていたというのに。
水「 …w……はぁ、困ったなあ〜、僕のところは従順でいい子しかいらないんだけど。」
赤「 っ……ごめ、ん 」
ポケットに手を突っ込んだ瞬間、りうちゃんはパッと袖を離し、僕から瞬と距離を置いた。
いつからこんな風になったんだっけ。
こんな僕にあざとい感じだったかなあ、まぁどんなりうちゃんでも好きには変わりないから別にいいんだけど。
―――
半年くらい前の話だろうか
まだ “ りうっこ ” という看板を背負っていただけで純粋に彼を愛していた頃の話。
初期の方から “ りうっこ ” を名乗っていたのが理由なのか、本心が隠れてしまうのは何故だろう
僕はただ本当にりうちゃんが好きなだけなのに、それを「メンバー間だし」「りうっこだもんね」と毎度あしらわれる。
どうもりうちゃんには僕の本当の大きな好きが届いてくれないようだった。
水「 ねぇりうちゃん、好きだよ? 」
2人の時間が少しばかり増えた頃の記憶。
僕はまたいつも通り溢れ出た分の愛を君に注ぐために好きを伝えた
赤「 はぁ?またそれ?もうさっきからそればっか言ってんじゃん 」
ソファー隣に小さく座っているりうちゃんは、鬱陶しそうな目つきでスマホから目線を外し、僕を見上げながら眉を顰める。
水「 だって大好きだし… 」
そんな面倒くさそうに見なくてもいいじゃんと内心、何で分かってくれないのと強い嫉妬感に駆られる。
赤「 はいはい分かったってば、そんなに言わなくたっていむが俺の事好きなのは嫌ってほど知ってるって 」
すこーし眉を下げ困ったように笑みを見せたりうちゃんは、またすぐに視線をスマホの方に戻してしまった。
水「 …わかってないから言ってるのに 」
こう、どうしてこうも伝わってくれないのだろう
僕の伝え方が悪かったのか、なら違うやり方で分からせるしかないのか?
赤「 …鬱陶しいから、本当 」
水「 ……は、? 」
ここで何かが切れた
俗に言う理性と言うものだろうか、それともずっと見て見ぬふりをしていた幻のスイッチが押されたのか、そんなことは心底どうでもいい。
ガシャン、と君への愛の器が鈍器で殴られ割られた。勿論器には愛が入ったままである、当たり前のようにドロっとしたモノが零れ、溢れ、流れ、制御が効かなくなってしまった。
水「 …何で、 」
水「 何でわかんないの 」
彼が夢中になっているスマホを奪い取っては、床に投げ捨て肩を鷲掴む。
赤「 ……ほとけ? 」
一見、何も気にしていないように見える彼の表情だが、普段以上に目を開かせ少しだけ瞳が揺れている。
真反対のように動揺を隠しきれていない動きをしていた
水「 …ねぇったら……なんで僕の気持ちが分からないのさ…こんなに言葉で表してるってのに… 」
キャパオーバーというものだろう、理性というストッパーが効かなくなり、胸の奥で作り出された██な愛が自我を持ち始める。
水「 何で何でっ……! 」
肩を掴んでいた手は、次第にりうちゃんの首元を狙いに定め、力を込めていた。
それも、細い首が鬱血するほどに憎しみを込めて__
赤「 や、め゙…ほと、ッほとけ、離し…! 」
地に打ち上げられた魚の如く、惨めなほどに口をはくはくさせていた。
目視できる範囲で苦しそうに藻掻く可哀想な姿がどうも愛おしく感じてしまうほど、歪んだ思考が僕の頭を支配される。
水「 っは……かわいい… 」
苦しさで顔を歪めた最後、あんなにも生にこだわって必死に抗っていた彼の体は次第にぐったりと動かなくなった。
水「 ……りうちゃん 」
生けるものが自分の手によって意識を遮断され、目の前にあるりうちゃんは”モノ”でしかない
意識自体がないモノ、僕の手で操れるモノ
そんなものに満足感が得られた
水「 これでずーっと一緒にいられるね 」
今、りうちゃんを自由自在に操ることの出来る絶好のチャンス
思い通りにならなければ、全て自分の都合がいいようにねじ伏せてしまえばいい。
何でそんな簡単なこと思いつかなかったのだろう、もっと早くからこうすればよかった__
―――
ああそんなシアワセ物語が始まったのもあったな、と消したはずの記憶が蘇ってくる。
今、現在進行形で愛する人が目の前にいるのなら、僕の手の中にいるのならなんだっていい。
赤「 …っと、」
過去に浸っていたロールをパチンと断ち切ったのはりうちゃんの独立語だった。
目線を向けると目を泳がせて小さく呟く。
赤「 ……なら、なるべく早く帰ってきてね 」
りうちゃんはそれだけを残し、またベッドに潜り戻ってしまった。
はあぁあ〜〜本当可愛い、早く帰ってきたい、なんなら今すぐにでも約束を破棄したいくらい。
やっぱりツンはツンなのか、僕の目を見て素直に言えない所、本当可愛いと思う。
水「 …早く帰れるように頑張るね 」
水「 じゃ、大人しくいい子にしててね、大好きだよりうちゃん 」
すり、と頭から頬へと撫で部屋を出た。
いつもは「早く帰るね」と言いながらつい意地悪しちゃって7時間くらい放置しちゃうけど、偶には早く帰ってきてあげようかな
水「 …4時間くらい家空けとくか 」
―――
赤side
やっと出て行ったか、という安堵と不安で溜息が漏れる。
今日こそは、今日こそはこの地獄の空間から出て行ってやろうと企んでいた。
赤「 …大丈夫、いむは絶対早く帰ってこない、いつも早く帰ってくるって言いながら帰ってこないんだから…… 」
痛い、心臓が。
バレたらどうしよう、という不安と緊張で心拍数が格段と増加する。
冷静な判断を下し、失敗のないよう深呼吸を繰り返し落ち着きを取り戻す。
赤「 今出て行っても絶対に鉢合わせる、だから3時間…3時間すれば鉢合わせも帰ってくることも未然だから、だから… 」
落ち着き、落ち着きと安心を探すも、不安が多く積もり募って浅い呼吸に陥り出してしまった。
こんな場所でこれから生きていくだなんて勘弁だ、自分の機嫌に背いた対応を取れば直ぐに手をあげる。
性処理としか見ていないやつの傍に居るなんて以ての外。
___
赤「 …ふぅ、…… 」
数十分もすれば”何を恐れていたか”なんて分からなくなるほど落ち着きを取り戻せる。
あとは時間を待つだけ。
最初は家を空けるとき、警戒をしていむは俺に足枷を付けて自由を奪っていたが、一向に逃げようとしない俺の様子を見て拘束器具を付けなくなった。
失敗する訳にはいかない、これがもしバレたら__
俺の想像を上回るほどの事があるのかもしれない、もしかしたら、殺される。
確率で言ってもおかしくはない。
いむは、あいつは、自分が不安なあまりによく俺に手を上げる、それだけじゃない。
不安や不満なときも、愛情表現のときも、手を挙げるか性奴隷の2択で俺を苦しめる。
赤「 …大丈夫、上手くいく。 」
懲り懲りだ、人間としての尊厳が奪われる前に、こんな狭い酷い暮らしから広くもっと俺に適した生活に希望を持たねば。
神様は、いるんでしょう?
赤「 よし……行こう、 」
フラフラとよたる中玄関へと歩を進める。
大丈夫、大丈夫と言い聞かせドアノブを回し扉を開けた。
赤「 …あ………、ッぁ… 」
久しぶりに外の空気を吸った。
既に秋は過ぎ、冬へと差し掛かる月日、冷たい風が弱った肌を刺す。
だめだ、こんな所で止まっていたら。
赤「 取り敢えず…近くの…… 」
いむの家の近くには元想い人の家がある。
そこを目指していけば助かる、急がなければ。
?「 ……りうら? 」
赤「 っ…!? 」
下を向きながら力のない足をゆっくりと動かして進んでいると後ろから声を掛けられる。
まずい、バレた?と冷や汗と息が酷く溢れ出してはゆっくり、ゆっくりと声がした方を向く。
赤「 …っえぁ……、ぁ、」
赤「 ッない…く、…ッ 」
自身の想い人であろう、ないくんが立っていた。
仕事帰りなのか、会食帰りなのか、遊び帰りなのか、なんだか温かくいい匂いがする彼を見ると涙が溢れてくる。
桃「 ちょ、え、…りうらどうしたのそんな薄い格好で!! 」
ないくんはボロボロと出てくる俺の涙を羽織っていたコートで拭いぎゅぅと抱き寄せた。
最近見なかったけど…と言いたげな表情をしながらも、寒いでしょ、俺ん家来なと背中を優しく撫で何とか落ち着かせようとする。
赤「 っあ、あの、あのねっ…実は、い__ 」
水「 あれ?りうちゃんとないちゃんじゃーん、何してんの? 」
心臓と共に時間が止まる。
耳が痛くなるほど聞いたあのふわふわした声が、自身の背後から聞こえる。
桃「 あ、いむじゃん、実はりうらがこんな格好で外フラついてたんだよね 」
水「 えーそれやばくない?りうちゃん家向こうだよね?僕が送ってってあげるよ 」
ああ、バレてしまった。お願い、俺をいむの元へ帰すような真似はしないで。
俺が、俺が死んじゃう、壊れちゃうから、お願い
「 アナタはどんなエンドを選ぶ? 」
▷ END1「 家1:見せしめ 」
▶ END2「 家2:二度と 」
▷ END3「 離さない 」
コメント
28件
初コメ失礼します!! 💎🐤可愛すぎるᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ BADも大好きだしHappyENDも大好きᡣ੭ あと、!フォロー失礼します!!!続き楽しみにしてます!!!✨
うへへっ、監禁!?!? もう監禁とか最高すぎます( ;∀;) それプラス推しカプとかもうなんなん? 神かなにかですか? ヤンデレ?の水くんとかもうやばい、、 このね赤くんが抜け出して桃くんと会ってでも水くんにバレちゃって何も抵抗できずにいる赤くんがさもう最高すぎて一旦タヒんだよね、 うわ、このENDまじ全部見たい、、 うわぁぁ、どーしよ、 えっと、END1がいいです!!
水赤最高すぎる🥹🥹 やっぱ水さんはヤンデレ似合うよね‼️😾😾 END3希望します😽💗