この話は前回の回想(?)に出てきた幼少期だった頃(?)の韓北です .(??)
___________________________
その日は珍しく,父さん( 大韓帝国 )が俺らを遊びに連れていってくれるらしい ,
いつもはあまりかまってくれない父さんだっただけに , 俺は嬉しくて , 跳ね上がりたくなった .
……恥ずかしかったからできなかったんだけどな …
朝の支度をササッと済ませて , 俺は父さんと韓国が居る所へ走った .
……今日は海辺?? へ行くらしい ,
父さんは , 右手は韓国 , 左手は俺の手を取り , ペースを合わせて歩いてくれた .
…それが , 嬉しくて嬉しくて…
…… どれくらい歩いただろうか ??
目の前には綺麗な海が広がっていた .
本で見た海とは違って , とても広くて , どこまでも , どこまでも続いていて ,,,
いつか . あの海を越えられたらいいなと思った .
韓国は俺に話しかける
❬ …ねぇ , 北 ?? 今からさ , ちょっと探検してみない ?? ❭
……迷子になるかも知れない… でも , 好奇心に負けた俺は , うん . としか言えずに …
そのまま . 父さんがトイレへ言った隙を見て , 俺らはそこから抜け出した .
……案の定 , 道に迷った俺らは , 半分泣きかけながら歩いていた .
泣いたらダメだ , なんて言い聞かせても , 涙は込み上げるだけ .
ギュッ と 韓国の服の袖を掴み , 泣くのを堪える .
太陽はもう沈みかけていて , 少し薄暗くなってきている .
父さんもきっと心配している筈だ , 俺があの時やめようと言っておけば …
…… すると , 目の前から少し背丈の高い青年がやってくる .
… 容姿は… 俺はハッとした .
父さんや… 韓国にびっくりするくらいそっくりなんだ .
……とっぺるげんがー …だっけか ,,
それくらいそっくりだ .
……目の前の青年は俺らに手を差し出し、 こう告げる
❮ 僕に着いておいで ❯
と . 知らない人には着いていくなとは言われていたが、 何故か逆らえず、俺らは首を縦に降るしかなかった .
……そこからは簡単だ . 歩いているあの人の後ろを着いて行くだけ ,
…… 暫くすると , 聞き覚えのある声が聞こえる …
…そう , 父さんだ !!!
…… すると , あの人は足を止め , こう俺らに伝える
❮ もう…… 大丈夫だね ?? ❯
俺らはまた首を縦にふる , … でも . 疑問があった . 俺は , 小さく訪ねる
❰ どうしてここがわかったんだ… ?? ❱
と
あの人はにっこり笑い . こう告げる .
❮ いつか分かるさ … ❯
いつかっていつなのか? と聞きたかったが , そろそろしつこいと思われそうなのでやめ , あの人に御礼をひとつ告げると、韓国としっかり手を繋ぎ父さんの方へ走っていった .
父さんは , 俺らを見るや否や . 今までにないスピードで駆け寄り , 抱き締めてきた . そして , すぐにこう告げる .
❪ 心配したんだぞ … !! 一体 , 一体どこへ行っていたんだ !!!!! ❫
普段は声を荒げない父さんなのに , 今は必死だった .
父さんを心配させたんだな , と思うと , ひっこんだ涙がまた込み上げてきた .
じんわりした暖かさに触れ , 俺らはあの人の事なんて頭の片隅に行ってしまった .
そのまま夜になる . 無数の星が俺たちを照らす .
父さんは俺らがもうどこかに行かないように目を光らせている .
……それだけ大切にされてるって事か(笑)
……まるで青色に染め上がった画用紙に、綺麗な黄色の絵の具を散りばめたかのような空を見上げ , 俺はこう呟く
❰ 二人でいつか , あの星をつかもうな ❱
と . 韓国はにっこりと笑って
❮ そーだね !! 僕達二人で … 必ず !! ❯
と 告げた .
一番星が , 俺たちには掴めそうな気がしたんだ .
______________________
どうでしたかね … ??? いいなと思ってもらえれば幸いです!!
つまり韓北は尊いということを言いたかったのですよはい(韓北要素0)
ま , まぁ次こそは韓北……かけたらいいな …!!
さいなら !!!!
コメント
2件
すごいだいすこですわよ……