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███のダメな子ちゃん。 Life past
チャプター4 青星紫暗
⚠️この作品には過度ないじめ表現がされています。苦手な方は逃げてください。
僕の性別は⬛︎⬛︎⬛︎だ。
いや、隠さなくてもいいか、
私の性別は“男”だ。
ずっと、隠して来たけど、無理だったらしい
あれは……いつだっけ？
僕は小さい頃から女の子ものが大好きだった。
自分の性別を忘れて、ひたすらに可愛くなって、みんなに自慢したかった。
だから小学校低学年はワンピース来たり、かわいいピンをつけたり、おままごとやお絵描きが好きだった。……楽しかったなぁ……
でも、いいことばっかりではなかった。
小4の頃、ある男子に言われた。
「おい紫暗！お前男なのになんで女の格好してんだよwwだっせぇww」
「……」
「うわw無理無理w
可愛ければなんでもいいって思ってるんだw」
「それはっ！」
「はぁﾂ？うるせぇﾂ!!生意気なんだよｯ！」
ボコッ
ひとつの拳が私の腹へと飛んできた。
「い”ｯｯ……!!!」
「男なのにこの程度で痛いとかww
だっっさぁ!!!www」
ここから始まった。いじめの日が。
下駄箱の中には画鋲や刃物が入っていた。
教室に入る度水がかかり、
机の上には大量の暴言が書かれていて、
机の中にはゴミや虫の死骸が入ってて、
椅子の上にはボンドのような液体があり、
それをべちゃｯと音を鳴らして座って
放課後で誰も居ないところで腹や顔や殴られて吐いて、
先生に助けを求めても「知らね。」だけで終わってﾂ!!
親に言っても「あんた気持ち悪いんだから当たり前」ｯて……!!
なんで？私はただ、好きなことをしているだけなのにｯ!!!
私は私でいただけなのにｯ!!
なんで？なんでよｯ!!
夜、私の部屋で「明日よ、どうか来ないで」って何度も何度も願った
けど、神様は何もしてくれない。
ねぇなんで？神様は私のこと嫌いなの？
……ねぇ？神様。
中学に上がって“僕”は男を隠すようになった。女の子の僕が好きだったから
でも、バラされたんだ。みんなの前で
でも蜜柑ちゃんは、
「みっともないね、」って言ってくれたんだ。
蜜柑ちゃんは優しいなぁｯ……、
……でも、蜜柑ちゃんは何故かいつも苦しそうだった。だから
……こんな僕でも……できるのかな……？
こうして翠蘭中学校吹奏楽部
ユーフォニアム演奏者として
今日は少し、男を演じて見ようと思う。
チャプター4 青星紫暗
ジェンダーのダメな子ちゃん。
コメント
3件
男で何が悪いんや！(主女性です)
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