「さいてーだねッ、初恋が女の子だったなんて馬鹿みたいッ、」そう言う君。ボクは後悔し続ける事になる。今思えば__
ボク達は初めて喧嘩をした。それも僕が原因。
ボクがあんなことを言わなければ。
「ねぇ美恵」
「どうしたの?」
「美恵はどうしてボク何かと関わっているの?皆におかしい。って馬鹿にされないの?」
「そりゃ、馬鹿にされるよ。」
「じゃあなんで?」
「だって菜乃葉といると顔は真っ赤になるし、心臓もドクドクうるさいの、!それくらい察してよ、」ボクは混乱してしまった。あの美恵がボクの事が好き?ありえない話だろう?
__でもボクは君の気持ちを弄ぶのは嫌だ。だからこそ言わなきゃいけないことがある。
「ボクと関わらないでくれ_。」こういうと君は絶望していて、罪悪感で吐きそうだ。
でもこうしなきゃ君は何時までも馬鹿にされてしまう。君が馬鹿にされるくらいならボクは自ら離れていかなきゃダメだ。
「さいてーだね、初恋が女の子なんて馬鹿みたいッ、笑」君の口からそんな言葉が聞こえてきた。
これはボクが悪いんだ。ボクのせいで。何もかもが狂い始める。
今思えばあの時の君は泣きそうだったな__
コメント
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うん、天才現れた☆