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※凛潔付き合ってます!
イサギ「なぁ,リン」
俺はリン,俺の恋人に声をかけた
リン「なんだよ,」
無愛想に答えるリン
それでもどこか愛おしく感じてしまう
イサギ「俺さ,凛の家気になるんだけど,,」
そう問いかけた
リン「はッ!?」
驚き目を見開く彼に,そこまで驚くかと苦笑する
イサギ「家遊びに行っていい,?」
俺たちは付き合ってもう1年
もうそろそろ家に挨拶に行ってもいいと思うのだ
リン「嫌に決まってんだろタコ」
そう,顔をあからめながら言う彼は嫌がってはいないのだ
ただ,少し緊張しているだけで
イサギ「えぇ,,」
イサギ「ねぇ,リン,? お願い?」
リンに上目遣いのおねだりほど効くものはない
リンも結構俺の顔が好きなんだ
付き合って長いから,そんなことなど知っている
リン「チッ,,仕方ねぇな,,」
渋々と言うようにうなずかれた
イサギ「やったぁ!」
そうと決まってはさっさと準備をしなければ!
そう思い,俺は準備に取り掛かった
《数日後》
イサギ「ここがリンの家かぁ!」
俺は,目の前に広がる予想以上に大きな豪邸の前で,
はしゃぎ立てていた
リン「おぃ、、さっさと中はいんぞ」
イサギ「うん!」
ドキドキしながら中へ
リン「!?」
驚いた顔を見せるリン
なんだなんだと視線の先を見ると,,
リン「兄貴,,?」
そこには,リンとそっくりな,兄・糸師冴の姿が!
イサギ「えぇと,,」
話には聞いていたが,,
とても似ている
イサギ「あの,リンさんとおつき,,」
サエ「リン!!!!」
俺の考えてきた挨拶はスルーらしい
ただ,驚いたのはその後の行動
サエは駆け寄ってくると,リンを抱きしめたのだ
イサギ「ぇ,」
あまりの衝撃に固まりつつ,
リンの様子をうかがう
すると,,
リン「んぇ,!?にいちゃ✨(とろん」
やば,とろけてる
リンは俺に見せたことのないようなとろけ顔でサエを見つめている
まさに恋する乙女だ
マジかよ,
イサギ「おい,!リン!?」
彼氏の座が危ぶまれない状況に,リンに必死に声をかけるが,,
リン「にいちゃ//」
ああ,だめだ
聞いてくれない,!
サエ「おい,お前」
イサギ「はい,?」
突然黙っていたサエが俺に声をかける
サエ「お前のような奴に弟はやらんからな,!」
イサギ「マジすか,,」
やばい
殺されそう,w
誰かっ,!たすけて,,
糸師ママ「あら!イサギさん!いらっしゃい」
うぉぉ!救世主ぅ!
イサギ「おじゃましてます,!」
糸師ママ「今主人は出張でねぇ,」
「まぁ,ゆっくりとまっていって?」
突然の助けに感謝しつつ,この状況がなに一つ改善されていないことに
絶望を覚える
どうしよ,,
《夕食》
すごい
イケメンがガツガツ信じられない量のご飯を平らげている
圧巻としか言いようがない
サエ「りん,久しぶりだな」
リン「にいちゃん,かっこよくなった?」
サエ「お前も可愛いぞ,」
リン「//」
なにこれ,俺空気?
あーあ,
こんなふうに,昔のことを懐かしそうに語る二人を見ると,
つくづく思う
俺じゃなくても,いいんじゃないか,?
この二人の方が,お似合いだ
悔しいが,完敗
なんて思っていたら
プルルルル
糸師ママ「?」
イサギ「ぁ,すいません!ちょっと出ますね!」
??「イサギ,」
イサギ「!?ど、どうしたんだ?
こんな時間に」
??「いや,ちょっとイサギの声聞きたくなっちゃって」
イサギ「っ!?なんがあったのか!?そうだろっ!?」
??「いや,ちが、、」
イサギ「今どこだ!?迎えにいく!」
??「え?今,,神奈川」
イサギ「!近い!すぐいくから待っとけ!」
ガチャッ
イサギ「すいません!ちょっといってきます!」
糸師ママ「ぇ,?あぁ,いってらっしゃい♪」
リン「ぇ,?イサギ,,?」
サエ「彼氏を置いて,どこかいくなんて,最低だな」
サエから冷たい視線を向けられても,仕方がないと思う
ただ,そんなことどうでもよくなるくらい
今は心配なんだ
イサギ「俺の『一番』大切な人が心配なんだ」
リン「ッ,,」
待ってっ,!イサギ,!」
リンのそんな声を聞きながら,俺は出て行く
そう,だから聞こえなかったんだ
リンの愛を知らなかった
リン「なんで,一番が俺じゃないの,,?」
※この次多分あーる18入る
リンちゃんが幼い感じになって甘える
次回!はーと200!