『いつか2人で、星を見に行こうな』
君はそう言って満面の笑みを、僕に向ける。
「絶対、…ぜったいだよ?」
「あぁ。誰にも消せないし、消えない
俺と青だけの約束だよ。」
「約束ねっ、?(上目遣い」
「絶対守る。」
元々病弱だった桃くん。
強盗か、ただの殺人鬼か。
あの後、犯人は逃げたらしい。
それで、、今も捕まってないんだって。
僕もあの時は頭が回っていなかったから
犯人の顔も全然覚えていない。
、ただ
フードから覗いた小さいカバンに
青色の花のキーホルダーがつけられていたことだけは覚えている
隣人の方に助けてもらって、
目が覚めると、僕の体には傷一つなかった。
でもね
君は
血だらけで
病院に着いた時はもう
手遅れだったんだ。
「、約束したんだもん」
絶対に、
一緒に星を見に行くんだって。
消せない約束。
「消えない」
確かな 僕と桃くんの約束なんだ
君がこの頃
夢に出てくる。
夢の中の君は、
いつも僕に微笑みかけてくれている
でも
あの約束をした夢を見た日以来、
君は何一つ喋ってくれないんだ。
赤side
「、、、」
「青ちゃん、…。
桃くんが亡くなってから1年経ったけど、まだ落ち込んでるみたいですね。」
…当たり前、ですよね、
僕も
悲しいです。
そう言って、静かに頬を濡らす黄くん。
俺はただ、青色が良く似合う彼を見つめていた。
つづく
コメント
8件
まじで良き (
感動😿💦 理解力があんまりないので説明してくれたら嬉しいな🙇🏻♀️💦
ガチ泣きしそう…