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久しぶりの更新が、没作でいいのか?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。皆様お久しぶりです!
書けないうえに、書けても没しかできないという最悪なサイクルに はまっているので、もうあげちゃお!の気分です。
ずっと更新がなく申し訳ございません!
久しぶりの作品なので、ものすごく下手くそになっています
※キャラ破壊、解釈不一致
(この2人はこんなこと言わないよな?みたいな会話してる可能性あり )
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寂しい。そう感じるのは心が弱っている時の私の症状。
誰かと一緒に居たい。話したい。
けどみんな忙しいし、私なんかに構う時間が勿体ないと思ってしまう。こんな私なんかに時間を割いてもらうのは申し訳ないのだ。
「……かなた、は今日仕事って言ってたし、ノエル、は配信中かあ……」
ベットに横になってホロメンの連絡先をスクロールしながら、だれでもいいから と暇してる相手を探すが、やはりみんな忙しいみたい
「…やっぱりみんな忙しいよね。あたしに構う時間なんかないかあ…」
なんて、自分から行動は何も起こしていないのに勝手に落ち込む。
そんな自分がさらに嫌になってくる
スマホを閉じ顔の横に少し乱暴に置く。
天井を見つめて深呼吸をしてみれば、布団に身体は沈み、痛いほどの沈黙が耳をさす。
ピロンっ
先程顔の横に投げつけたスマホ。
画面を伏せて置いたスマホの明かりがついている。
また公式LINEか何かだろうか。期待はしたくない。おそるおそる画面を確認すれば、そこにはメッセージ通知。
「…ぺこらから、珍しい」
メッセージの相手はぺこら。
タップしてトーク画面を開けば、 “おつかれ〜今暇?”なんて簡潔なメッセージ
そんな相変わらずなぺこらに少し嬉しくなった
どうしたの? そう返せば、すぐ入力中の表示がでて、”次の仕事の話なんだけど” と返ってくる。
まあぺこらがオフで話しかけてくるなんてあんまりない。何となくは思っていたけど今は仕事の話をしたくない。
ごめん今病んでるから仕事の話はパス。送っておいてくれたら後で確認する。ごめん
と返事して、画面を伏せてスマホを置く。
天井を見つめれば耳元で通知が2、3回鳴って、再び沈黙が訪れる。
「心も体も凍ってしまったかのように冷たい…」
「この氷を溶かしてくれるような人、誰でもいいからいないかなあ……」
なんてポエムを作ってる間にスマホは振動をし始めた。
画面を見れば、電話がかかってきている。相手はもちろんぺこらから。
少し戸惑いつつも、通話開始のボタンを押した
「もしもし?」
『あ、おつぺこー』
何気ないぺこらの声。それだけで少し安心してしまうのは、長いこと一緒に仕事をしてきている同期だからなのかな
でも内容はきっとお仕事だろうか。もしかしたら急ぎなのかもしれないけど、今は、無理だ。
「仕事の連絡ならまた後で、、夜までに返すよ」
『いや別に急ぎじゃなからいいよ』
時間を決めて返事をすれば、急ぎじゃないからいい、なんて返事が帰ってきて驚く。
え?急ぎじゃないなら、これは、この電話は?
「え?じゃあこれなに電話?」
『病んでんの?』
「あーうん。でも全然元気だから心配する程じゃないよ」
『そっか』
「……」
『……』
急な話題転換。
心配でかけてきてくれた?でもマリンが病むなんて日常茶飯事。今更なことだ。
それにぺこらは忙しいだろうから、あたしなんかに時間を割くのは勿体ない。
「ぺこら忙しいんだよね!マリンに構ってる時間勿体ないよ」
『別に通話しながらでも仕事はできるぺこ』
「えでも邪魔になっちゃうから」
『いやこのまま切れるわけねえーぺこじゃん』
「ほんとマリンは誰でもいいから暇なホロメン見つけて捕まえるよ笑 ぺこらは忙しいでしょ?心配してくれてありがとうね」
忙しいぺこら。そんな中でも心配してくれるのが嬉しい。でもこんな伝え方しかできない自分が嫌になる。
『…誰でもいいって、2番目とかでもいいってこと?』
「んー、まあこんなマリンを愛してくれるならそれでも誰でも」
誰でも、2番目でも、いまは、確かになんでもいいかもそう思って “誰でも” なんて言葉を吐いてしまう。
『ふーん、まあ誰でもいいやつにマリンはあげねーぺこだけどな。』
「え!!!?!!?」
『うお、元気そうぺこじゃん。じゃ、ぺこらは仕事戻るわ〜〜おつかれ〜』
「いや、まっ」
そのまま切れる電話。
“誰でもいいやつにマリンはあげない”
そんなの、ずるい。ほぼ告白ではないか?いやでも意識をしてしまう。
日がまだ街を見下ろす正午、風がカーテンを揺らし明かりをマリンへ導く。
照らされた表情は先程とは打って変わって熱い。
返事はどうしよう、あたしもぺこらは好きだけど、ぺこらにマリンは重すぎないだろうか?
さっきまで凍っていた心も体も、ぺこらによって溶かされ、支配される。
「ん?でも別にぺこらもマリンがいいなんて言ってなかったな……………もしかしてマリンの早とちり?確かに好きなんて言われてないもんな…」
ピロンっ
そんな事を思いついた時、スマホの画面がつけば、そこには思わせぶりなウサギからのメッセージ。
『ぺこーらはマリンがいい』
すぐに送信取り消しされたそのメッセージ。
瞬きする間に消えてしまったけど、しっかりこの目で見てしまった。
『無理せずちゃんと休むぺこだよ』
なんて固まっている間に新しいメッセージが届く。当たり障りない心配のメッセージ。
だから、返信は決まって一択だ。
「まりんも、ぺこらがいい、ですよ、っと……」