コ→ココ
イヌ→イヌピー
武→武道
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武「お、お邪魔します.........」
武道がイヌピーの後ろに隠れ、袖をキュッと掴みながら言う。
イヌピーはその行為が可愛すぎてものすごく悶えていた
コ「..........誰だよソイツ」
ハッとイヌピーは我に返り武道の事を説明した
武「..........よ、よろしくっす」
コ「.........」
武道は無言の圧に震えた。
だが、九井はとても健康とは言えない体つきをしていたため、武道はほおっておくことが出来なかった。
目の下にはものすごく濃いクマ、やせ細った体、心配で心配で仕方がなかった。
武「あ、のぉ.........」
コ「.........んだよ」
イヌピーは2人の会話を優しく見守る.........というか監視をする。
武「....ちゃ、ちゃんと寝てますか?」
コ「....寝てる」
武「で、でもそのクマは.........」
コ「どうでもいいだろ!よそ者が首突っ込むんじゃねぇよ」
イヌ「ココ!」
イヌピーは怯えている武道を守るようにして前に立ちココを叱る。
武「だ、大丈夫ッスよ。イヌピー君」
アハハ、と引きつった笑顔で言う。
武「ココ君?だけっけ....確かに俺はよそ者です。だけど俺の性格上どうしても首突っ込んじゃうんですよね💦別に命令する訳じゃありません。ただ、もう少し睡眠時間を長くした方がいいのでは無いでしょうか....寝不足は体に悪いですよ....( *´꒳`*)」
その笑顔に九井は一瞬キュンときてしまった。
だが首をブンブンと横に振り恋愛はあの人だけで充分....コイツなんかどうでもいい。と、心の中で自分に言い聞かせた。
武道はその行動をとても不思議そうに見た。
もしかしたら自分のさっきの言葉がココ君の気に触ったのではと考え少々焦っていた。
イヌピーはその行動を見て『ココも惚れたんだな』と心の中で思った。
武「あ、あの....ココ君?」
コ「ッ....わぁたよ、寝ればいいんだろ寝れば」
武「!!はい!あ、あとご飯ももう少し食べましょう!!」
九井は自分に向けられた無邪気な笑顔にまたもや心をやられた。その笑顔に九井の心は掴まれた。
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花垣と会うようになってからココは徐々に健康的な体つきになり、前より笑う事が増えた。
問題があるとしたら1つ、
コ「受け取ってくれ」
武「いらないっす!!」
そう、ココが花垣に貢ぐようになったことだ。
俺も花垣には貢ぎたいと思っているが花垣がとても困ったような顔をするので花垣が見ていないところでこっそり札束を入れるようにしている。(←貢いでるのには変わりない)
そして俺は毎回暴走したココを止める
コ「受け取ってくれよ!!受け取らないと俺死ぬぞ!!」
だが、こうなってしまったらもう素直に金を受け取らないとココはさらに暴走する。
まだ軽い暴走なら俺も止められるが『受け取らないと死ぬ』なんて言い始めた頃にはもう終わりだ。俺でも止められない。
武「わ、分かりましたよ!だから死なないで下さい!」
と、花垣が言うと暴走はおさまる。
だが、この暴走は週に2回程度ある為そろそろココを叱ろうかと思っている....まぁ叱るのは花垣だが。
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すみません、ココ武編これで終わりなんすよ。
出すの遅かったくせに短くてごめんないさい🙇
次は鶴武書きます!
では!
ばいならー
次回⇒2000
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