この作品はいかがでしたか?
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ほわ……!!!
わぁお…!?
♡5000…!!!ありがとうございます!!
次は♡5500ですね!!
頑張りますわよ〜っ!!!
ATTENTION⚠️
●鳴保結婚しました
●口調迷子
●キャラ崩壊
side【保科】
「保科副隊長!!」
隊員の数名が名前を呼んで僕のそばに近寄ってくる。
「討伐は進んどるか」
「…は、はい!余獣数匹をすでに倒すことに成功してます」
よくやった、とだけ伝えて本獣らしき大きな怪獣へと向かう。
少し隊員がおどおどしていたように感じたが、おそらく突然の怪獣の出現に動揺してるのだろう。
今回の怪獣は蜘蛛型。建物数個に巨大な糸をはいて蜘蛛の巣をつくっていた。
眼が5つもあり、それぞれが別の方向を向いて僕らの行動を測ってるってとこか。
本獣を睨みつけると、近くの高層ビルの上に見覚えのある1つくくりの黒髪が見えた。
「亜白隊長!」
軽々とビルの壁を伝って走る。屋上に着くと、専用ブキの大型銃で本獣を狙っている亜白隊長がいた。
「保科!」
亜白隊長が気づいたのかこっちを振り向く。
「…保科」
そして、珍しく察したような目で見てきた。
そこで初めて、なにかやらかしたことに気づいた。
「……亜白隊長?」
「保科、非番の時に来てくれたのはありがたいが…今日は休め」
亜白隊長はそう言って僕の背中を押す。
「え、えっ…いやいや、亜白隊長の手助けとかしないと…」
「そんなのよりお前の身体のほうが心配だ…保科、その大量のキスマと噛み跡は誰にやられたんだ?」
「へ」
まさか…と思い首筋に手を当て見えないようにする。
だから隊員が焦っていたのか、と点と点がつながった。
「まぁ大体誰かは想像つくがな…」
そう呟きながら亜白隊長はため息をつく。
「…鳴海さん……!!」
行為中の時は跡つけてなかった…ってことは、僕が寝てる間にか?
記憶を頼りに自分がなぜ跡だらけなのかを探り当てる。
どちらにしろ今日これ以上他の人に会ってはいけない。
「…申し訳ないんですけど、帰らせてもらいます」
「構わん。行ってこい」
亜白隊長に告げて急いでビルを降りる。目指す場所はただ1つ。
side【鳴海】
やらかした。
「な、る、み、さん?」
目の前には、察した表情の長谷川と哀れみの目でこちらを見ているバカ弟子、笑ってるけど目が笑ってない保科。
朝、長谷川に呼び出されて渋々書類仕事をやっていた。
その時保科は起きていなかったから、モンブランとかを用意して出て行った。
…いや、保科が起きていなかったのをいいことに跡をつけまくった。
おそらくその件で保科は起こっているのだろう。
「…バカ師匠、またやらかしたんですか?」
キコルがそんなことして怒られるとかしょーもな、とでも言うかのような目で見つめてきた。
「全くや。キコルを見習ってください」
「…ハイ」
「…宗四郎、身体の方は大丈夫なのか」
「あぁ長谷川さん、大丈夫ですよ。気にしんとってください」
バカ弟子、長谷川が進んで保科に話しかける。どうにかして保科の機嫌を直そうとしているみたいだ。
そしてそれに応えるように楽しそうに笑う保科の姿。
…してはいけないことはわかっている。だが、してしまう以上仕方ない。
……『嫉妬』。一言で簡潔にまとめるならそれだ。
「……保科」
自分でもあまり聞いたことのない低い声。周りの空気が一気にピリついた。
「ぁ、鳴海さ、」
保科は誰よりも早く察したのか、顔がみるみる青くなっていく。
「長谷川、書類は明日する」
「…宗四郎の身体のことを気を遣ってやれ」
そう言ってもボクが聞かないのをわかったのか許可をとってからにしろ、と呟いた。
「…バカ弟子、稽古は明日だ。いいな?」
「……わかりました、」
バカ弟子は怯えてるのか手が震えている。
「保科、帰るぞ」
やらかした、みたいな顔をしている保科の手を引いてずかずかと歩いていく。
人は時には、本能に逆らえないのだ。
おかえりなさい!!
次のリク繋げれましたぁ!!!
♡350で更新します
ではまた次回会いましょう
コメント
8件
♡1000にしときました!!